同工異曲?・・・な手相本

 
図書館に並んであったので、2冊まとめて借りた手相の本・・・。


 左:「手相の見方を本で覚えたい人に」
     大和田斉眼著  日本文芸社  780円 
 右:「ハッピーサインがズバリわかる! 手相の本」
     田口二州著  PHP研究所  1000円+税
 


この2冊の本を読んでみて、あれ〜っ?と思ったこと。
それは、内容がよく似ているのです。
すみからすみまで、しっかり読んでいないし、きちんと全てを照らし合わせたわけではないけれど。 
見た目は全然違うというか、本の構成や雰囲気も全く違うのだけれど、出てくる線や記号、指や爪の見方が一緒なのなのだなあ。

大和田さんの本は、見開きに大きく手がのっていて、1つの手にいくつか線が書かれてそれぞれに番号がうたれており、番号別に線の意味が解説してある。
一方、田口さんの本は、一つの手の絵に一つの線(もしくは線の組み合わせ)について、それぞれ説明する構成、いわゆるよくある手相本のレイアウトになっている。
線の説明は、大和田さんの方はちょっと古めかしく、批判的なこともズバズバ書いてあるけれど、田口さんの方は現代風?に、やわらかい文章で簡潔にまとめられた説明となっています。
文章のニュアンスはやや違うけれど、出てくる線とその象意はほぼ同じ文面です。
 
この2人、師弟関係なのかしら・・・?
まあ、手相は統計的なものが大きいだろうし、線の意味は人の見方によってもそんなに変わらないのでしょうしね。

たまたま2冊を続けて読んだので、ちょっと違和感?を覚えたのでした・・・。