塩こうじを作ってみよう!

先日、「道の駅」で生米こうじを発見。
今、話題の塩こうじを作ってみることにしました。

【 作り方 】  
塩:こうじ:水の割合は1:3:4
塩:100g
米こうじ:300g
水:400ml(乾燥した米こうじを使う場合は、水を500〜600mlにする)
    

どうも調べてみたところ・・・
*塩は天然塩がよいらしく、塩分含有量が低すぎるものはあまりよくないらしい。
*水はアルカリ性でない方がいいらしい。
*容器はふたまで1cm以上の隙間ができるものを使う。

発酵段階で二酸化炭素が出るので空気の逃げ道を作るために、あまりに密閉がきつい容器はよくないらしいです
が、作った後で知ったので、ジップロックのしっかり密閉で2日間すごしてしまった・・・。

1.米こうじを手でよくほぐし、塩を入れて混ぜ、にぎりこむように手でなじませる。
  ※にぎった時、かたまりになるくらいが目安
2.水を入れ、おかゆ状になるまで念入りに手ですり合わせる。
3.密閉容器にうつし、冬は10日間、夏は1週間を目安に常温で熟成させる。
4.1日1回かき混ぜて、空気を含ませると甘みと旨みが増す。
5.こうじの粒が小さくなり、甘い香りがしてきたら完成。
  冷蔵庫で半年くらい保存できるそうです
 

生米こうじをほぐした状態                   
    

塩と水を加えて混ぜた状態
  


私が買ったのは生米こうじ500gでした。
水や塩の分量を上記の作り方(買った米こうじに作り方が添付してあったもの)を参考に比計算して、それも2つの容器に分けて作ったので、なんとなくいい加減な分量になってしまいました。
(ちょっと水が多い気がする・・・)。

そして密閉容器の失敗もありで、はたしてうまくできるのかちょっと自信はありませんが。
あと1週間くらいでできあがる予定なので、楽しみに毎日1回かき混ぜて様子を見ています。
今のところ、少し水が少なくなってきており、酵母のいい香りはしています。
 
塩こうじが、なぜうけているのだろう? 
塩こうじには、こうじ菌が作りだした酵素がたくさん含まれています。
酵素は、食材に含まれるデンプンやタンパク質を分解して食材を柔らかくしてくれます。
さらに、糖やアミノ酸グルタミン酸などを作り出し、乳酸菌や酵母のはたらきによって生まれる味も加わって、食材に甘味や深い旨味をもたらします。
栄養的には、ビタミン(B1、B2、B6)、パントテン酸、ビオチン(ビタミンH)などが豊富に含まれ、脳の代謝を上げる働きや疲労回復効果があります。
そして、乳酸菌は腸内環境を整えるので便通が良くなり、それに伴う美肌効果や免疫力を上げるなどの老化防止効果(アンチエイジング)が期待できるのだそうです。
 

 
料理があまり得意ではない私にとって、塩こうじは万能な調味料になりそうです。
どうか、ちゃんと発酵が進んでおいしい塩こうじができますように・・・。