恐ろしいほど当たる四柱推命

  
 「恐ろしいほど当たる四柱推命
   黒川兼弘著  王様文庫(三笠書房
    571円+税

 

この本は四柱推命に興味をもってから購入した2冊目の四柱推命関連の本です。
古本屋で100円で買いました。
いわゆる“おみくじ本”と言われる類の本?で、内容については賛否両論あるかもしれません。
四柱推命でなくて三柱推命だし・・・)

ですが、私はよくこの本を使っています。
巻末に付いている暦や表が、調べるのに非常に使い勝手がよいのです。
文庫本でコンパクトだし。
主に、過去の歳運を調べる時に使っています。
年・月・日それぞれの干支がわかるようになっているので、その年月の傾向と照らし合わせては、干支の関係性について思い巡らせるのに参考にしています。

この本は、一般的な通変星(この本では宿命星)の象意や、月支でみる適職観、日支でみる異性観、十二運、神殺などが簡潔な文章にまとめられているので、ぱらっと雰囲気を知るには調べやすいです。
(自分のことだけを調べるには少しボリュームに欠けるかと思いますが)
また、大運(年運)についても、通変星によって出てくる傾向と、十二運との組み合わせによる傾向についても、ちらっと書かれています。
十干については、ほとんど触れられておらず、通変星で見た傾向だけなので、恐ろしいほどは当たらないでしょうけど、まあ当たらずとも遠からずな内容になっているのではと思います。


ちなみに今年の私は大運も年運もダブル偏財でして、この本曰く、偏財の年の金銭運は・・・
「金銭運は流動的で、お金はあなたの右から入って左へ流れていくだけとなりそうです。大運の宿命星が偏財や正財の場合は一攫千金のチャンスです」
だそうですが・・・。
宝くじは予想通り当たりませんでした〜(笑)。
まあ、お金はいろいろ出ていってますけどね。
 
申し添えしますと、「正当十干 四柱推命術密儀〜香草社出版〜」によれば・・・
「「行運」というのは、一生における心理面と生理面の変移のことであり、よい運というのは、たんに自分の生理面と心理面の調子がよいことです。・・・
宝くじは、かならず「喜神」の運にあたるものと思われがちですが、じつは運と宝くじとはぜんぜん関係がなく、宝くじの選択にたいしては、心理面のよさというものが、なんの役にもたちません。・・・
ときたま他動的にみえることでも、それは自動的なことがらが原因となり、他動的なものごとが、それにつられて反射的に起こったものなのです。」・・・
ということです。
おっしゃる通りでございます。

きっと、今回の宝くじについては、はずれても復興に役立てられればそれでいいやっと思って買ったという人が大半でしょう。
売りあげも予想を67%も上回って1102億円にもなったそうだから、日本人のパワーはすごいです。
でも、復興にあてられるのがそのうちの150億円ということらしいのだけど、予想を上回った67%分を全部上乗せすればいいんじゃないのかなあ。
商売地を建設して店舗を募集するとか、がれき処理のための研究費用にあてるとか、原発処理の大型ロボットを作るとか(かなり稚拙な思考ですが・・・)

ぜひとも、何かいい方向に動きがあることを願っています。