すすばらい・・・ブラインドの掃除

 
知人の神職さんがおっしゃるには、6月30日は大祓(おおはらえ)と言って、新年が始まってからの半年間の穢れを祓い清めて、後半年を心新たに生活が送れるようにする行事を執り行うのだそうです。

1年の締めくくりが大晦日の12月31日なら、その半分の半年間を顧みて締めくくるのが6月30日ということですかね。
 
神社に出かけては調子よくお願いごとばかりで、身近な身のまわりのすすばらいもしなくてはいかんな〜と反省し・・・。
昨年の暮れに寒くてさぼっていた部分の掃除を6月30日までに少しずつしようかな、と気持ちを奮い立たせて実行にうつすことにしました。

まずは、ず〜っと気になっていたブラインドの掃除をすることに。
取り付けてから旦那が1回掃除をしただけという、多分もうかれこれ〇年もの間のほこりが付着していて、掃除に取りかかるのも勇気がいる、敬遠していた箇所。

私は布好きでずっとカーテン派だったので、ブラインドというのはどうやって掃除をしたらいいのかもよくわかりません。
ネットで調べてみたところ、手を切りやすいので軍手をするといいとか、ブラインド掃除のためのグッズもあるようでした。

「ブラインドの掃除をしようと思う・・・」と旦那につぶやいてみたところ、「あるよ」と。
なんと彼はそのグッズを購入して持っていたのでした。   
  
  
   持ってたなら、使って掃除してくれよ〜!
 
天気が曇っている日をねらって、そのグッズを使って掃除をしてみることに。
しかし、ほこりが固まっている90cm×1m80cm×2枚のブラインドに、この黄色いホワホワを羽にチマチマと挟んでこすってみたところで全くはかどりません。

水にぬらして使うと、ボタボタと下にたれるし・・・。
多分、これはふんわりしたほこりをサ〜ッととるためのグッズなのでしょう。
 
そこでもっと能率のよい掃除方法はないものかと考えて思いついたのが、
ブラインドを閉めて板状にし、破れていらなくなった靴下を水で絞って両手にはめてブラインドの両側からバイバイするようにしてこするという方法です。

これなら手先を切ることもないし、旦那の破れた靴下は山ほど取ってあるし(汚れたら捨てられるし)、拭いた靴下の面もくるっとまわしながら掃除ができるし、落ちない汚れも羽もつまみながらこすれるしで、ナ〜イス!
 
しかしながら、積もり積もった汚れは一筋縄では落ちません。
1.水ぶきでほこりをとる → 2.住宅洗剤をといた水で拭く → 3.からぶき
と、拭きまくってはみましたが・・・そこまでは綺麗に落ちませんでしたね。

おまけに私はチビなので、椅子に上ったり下りたりしないと上の方は届かないし、バケツの水を階段を昇降して何度も換えに行き・・・で、手だけでなく、足も結構鍛えられた大掃除となりました。
疲れた〜。。。

穢れを払うって?とても大変です。
気持ち的にはずいぶんスッキリしましたけど。

何でも積もってしまわないうちに、取り払っておくのがいいということですね・・・。