「ホ・オポノポノライフ」


 「ホ・オポノポノライフ 
 〜ほんとうの自分を取り戻し、豊かに生きる〜 」
  カマイラ・ラファエロヴィッチ著 平良アイリーン訳  講談社

 


この本は、知人のおすすめということで読んでみました。
図書館で借りて。
流産手術の時に病室で読んでみましたし、クリーニングツールである4つの言葉も手術の際には心の中で一生懸命唱えてみました。

よくわかりませんが、緊張をほぐすのに手のひらに人っていう文字を3回書くとかそういうのと似ているような?、ちょっと自分を落ち着かせる効果はあったのかもしれません。
 
ホ・オポノポノに熟練していてウヒニピリと普段交流が密にとれている人には何か特別な体験もあるのかもしれませんが、今のところ私にはまだ実感としてはよくわかりませんね。

わりと人気のある本のようですし、今後ホ・オポノポノに関する他の本も読んでみたいと思っています。


私たちの中にある三つのセルフ「表面意識(ウハネ)」「潜在意識(ウニヒピリ)」「超意識(アクマウア)」のうちの一つであるウニヒピリの中には、時代を超えて溜め込まれた膨大な記憶があるということです。

ウニヒピリには、幼少期だけでなく、この世が誕生して以来の有機物から無機物までが持つすべての記憶を保管し、感情や問題として再生、表現している部分なのだそうです。

表面意識であるウハネで感じたこと(いいことも悪いことも体験や感情を記憶の再生として捉える)を、潜在意識(膨大な記憶)であるウニヒピリに語りかけてクリーニングすることで、超意識であるアクアマウアにはたらきかけ、それが神聖なる存在(ディヴィニティー)「宇宙?」に届くことで、記憶がクリーニングされて本当の自分(ゼロの状態)に戻っていく→ホ・オポノポノのプロセスの実行となるらしい・・・!?

私たちの抱える問題やあらゆる体験の原因は、この膨大な記憶が今この瞬間に再生し続けていることであるのだそうで。

そして、その問題の原因となる記憶を消去することを「クリーニング」と呼び、そのために必要なクリーニングをする方法がいくつかあるということです。

たとえば「4つの言葉」。
「ありがとう」「愛しています」「ごめんなさい」「許してください」と、目の前の体験に対してただ心の中で唱えるのだそう。

4つ言わなくても1つだけでもいいらしく、他には「アイスブルー(私の平和?)」と唱えるなど、その時のインスピレーションによって応じたクリーニングツールを自分で選んで唱えればよいそうです。

クリーニングによって何かがなくなるということでもなくて、記憶を正しいところに届けることができるということで、そうすると自分の中で変化が起きて、同じ行動をとったとしても結果が変わってくるということだそうです。

記載しながらも、なんとも実の所よく理解ができないのですけどね・・・。
なんというか、自分の過去(人だったかもしれないし、物だったかもしれないの歴史的過去?因縁?のような記憶)を再生しているだけなので、それを一つひとつクリーニングして手放すチャンスだと考えるということのようです。

私にはまだあまりよく府に落ちない「ホ・オポノポノ」ですが、ハワイで医療施設や大学機関、国連などで講演や指導を行ってきたモーナ・ナラマク・シメオナさんは、その業績が讃えられ、ハワイ州議会により1983年には「人間州宝」を授与されたということですし、クラスは世界各国で開かれているのだそうで、世界にも認められているプログラムということなのでしょうね。