次は、霧島東神社へと続く坂道を下った辺りにある、狭野神社へ。
こちらは、杉並木が1kmほども続く長い参道が有名で、以前からずっと行ってみたかった神社でした。
ちょうど七五三で、駐車車にはたくさんの車が停まっていました。
車を停めて歩いて神社へ向かうと・・・。
あれっ?近い・・・!?
ほとんど杉並木を歩くことなく、すぐに境内にたどり着いてしまいました。
どうも私たちがナビを頼りにたどり着いた駐車場は、神社裏西方向にある第5駐車場だったようです。
こりゃいかん、やりなおそう・・・と、次にたどり着いたのは立派な鳥居がある場所。
ところが、この鳥居の道を挟んで向かい側にも林道が続いている様子・・・どうもまだ参道途中の鳥居のようです。
全部の参道を歩いてみたいという思いもありましたが、帰る時間を考えるとあまり時間もなく、その鳥居から参拝させていただくことに。
後でわかったのですが、これは第四の鳥居だったのでした。
第四の鳥居からが境内となるようで、それでもまだこれから先300mほど参道は続くということです。
つまりは、これより東方向の社頭である第一の鳥居までには、まだ3つの鳥居をくぐる参道が700mも続いているということですね〜!
ちなみに、第一の鳥居は国道223号線の狭野の交差点付近で発見しました・・・帰り道に。(あ〜)
林立する杉並木を背景に建つ鳥居(第四の台輪鳥居)発見!
ちなみに…第四鳥居の道向かいから第一の鳥居へと続く参道
こりゃ〜長いぞ・・・
背が高くて立派な木がたくさん!
狭野の地は、初代天皇である神武天皇の御生誕の地だといわれています。
狭野神社は、主祭神が神武天皇(神日本磐余彦尊(カムヤマトイワレヒコノスメラミコト)、御幼名 狭野尊(サノノミコト))であり、孝昭天皇の御代の創建だということです。
よって、事始めの神、また開運、交通安全の守り神として信仰されています。
お仕事関係にもよい神社と聞いたことがあります。
ちなみに、狭野神社は「霧島六社権現(霧島六社)」の一つであり、「霧島六社権現(霧島六社)」とは、霧島神宮、霧島東神社、狭野神社、東霧島神社、夷守神社・霧島岑神社(合祀)の総称。
これらの神社を六社権現として整備したのは、十世紀村上天皇の頃 天台法華仏教を奉じ修験道の信仰を確立した性空(しょうくう)上人であり、性空上人は霧島でも修行をして、霧島山信仰を体系づけたといわれています。
狭野神社の境内奥にあった、木々に覆われるようにしてひっそりと佇む「水神社」にも参拝しました。
なんだか、そこの写真は撮ってはいけないような気分になったので遠慮しましたけど。
ここの杉並木や境内に林立する木々は、背が高くて穏やかで上品な紳士のような?雰囲気を感じましたね〜。