阿蘇と高千穂のパワーをもらおう!③ 〜八大龍王水神社と宝来宝来神社〜

 
天岩戸神社を車でめざした時、カーナビに“天岩戸”と入れて動いてしまったので、はじめは神社ではなく山中を案内されてしまいました。
多分、ナビは忠実に“天岩戸がある辺り”を案内してくれたのではないかと思います。
その山に入っていく途中に、「八大龍王水神社」と書かれた看板がありました。
なんだかすごい名前の神社だな〜と気になったので、ちょっと寄ってみることにしたのです。

この「八大龍王水神社」は小さな神社なのですが、なんだかすごい存在感でした。
木の幹と枝に覆われた空間の中に祠(御社)がある、という感じでその空間はシンとしています。

思いのほか次から次へと人が来たので、何となく写真をあまり撮らなかったのですが。
社殿には龍神様の好物なのでしょう、生卵とお酒がたくさん奉納されていました。そして神社なのにお線香?
(しまった!手ぶらで来てしまっているし…という気分)
境内の真ん中あたりには井戸がありましたが、フタがされていました。
   
   
  神社の入り口には龍のように枝がうねった不思議な木があったのですが、
  写真を撮りそこねておりました(嗚呼…)

なんでしょう、この神社。神秘的な雰囲気のある神社でした。
後で調べてみたところ、商売や事業関係のご利益があるようですね。
いつか、もう一度きちんと参拝してみたい神社となりました。

 
さて、宝来宝来(ほぎほぎ)神社。
阿蘇のトンネルの手前にそこはあります。
宝くじが当たると有名であり、宝くじが当たった人たちからの寄贈などで設立されている神社(なのか?)らしいです。

平成16年、リストラされた重機の運転手が工事を行っていたところ大きな岩に当たりました。
運転手は、その岩を取り壊そうとしましたが、突然重機が動かなくなりました。
そこで修理を行い、その岩を取り壊そうとすると、また原因不明で重機が壊れました。
その日の夜、夢に岩が出てきて「どうして私を壊そうとするのか?」と言いました。
そこで運転手は「生活の為に金が必要だ」と答えました。
すると岩は「それなら宝くじを買いなさい。そして当たったお金の一部で私を掘り出し祀ってくれないか?」と言われました。
そこで運転手は半信半疑で宝くじを買ったところ、生活に困らない程度が当銭しました。
その話を聞いた友人がこの岩を拝み、その年の宝くじを買ったところ途方も無い金額が当たったそうです。
その噂が広まり、誰ともなく、この岩を当銭岩と呼ぶようになりました。
当銭された参拝者の方々より、たくさんのご寄付を頂き当地を宝来宝来(ホギホギ)神社として建立いたしました。
お参り頂きました皆様にも良いことがありますようにご祈願しています。

 ・・・ということです。 
  
この宝来宝来神社のことについて書いているブログを事前にいくつか読んだのですが、これが面白いのです。
赤く派手な建物、胡散臭くて突っ込みどころ満載!と思いながらも、みなさん宝くじには当たりたいので、とにかくホギホギと唱えながら参拝。
その後、宝くじに本当に当たったのかどうかまでは、読みこなせていないのですけどね。

なんなんだ、ここは!ということで、せっかくなので行ってみることに。
行ってみると、やはりド派手なたくさんの赤い神社もどき?の建物の他に、青い建物もいろいろと建設中でした。
とりあえず私たちもご多分にもれず、たくさんの祀られた神様の前で太鼓をドンドン叩きまわり、ホギホギと唱えまわってお参りしてみました。

まあここでは、アミューズメントパークにでも出かけた気分で楽しむといいかもしれませんね〜。
なんだか客観的に自分たちがおかしくて始終笑っていましたから、きっと心身にはよかったかと思います。

    
   ご神体の岩です…        

  
  この岩の写真を枕元に置いて寝ると、宝くじを買うためのお告げがあるらしい!?


ただ、岩をお祀りするのはわかるのですけど、周りの杉を伐採してどんどん新しい建物を建てるのに土地を切り開いていく、というのも果たして岩様のお告げなのか?
と、ちょっと疑問は残りましたけど…ね。