ムカデに刺された〜っ

やられました…。
油断しておりました。

とうとうムカデに刺されてしまいました。
お風呂に入って石鹸をつかんだところ、石鹸の下に潜んでいた奴から指先を一撃です。

初めてムカデに刺されましたが、これはかなり痛い…。

すぐさま、奴に熱湯をあびせて二次災害を防ぎ、患部を流水で洗い流して毒を絞り出すようにギュウギュウしてみました。
旦那に助けを求め、氷を持ってきてもらい冷やすのですが、ズキンズキンと痺れてかなり痛みます。
腋下のリンパのあたりまで何となく痛みというか違和感を感じてきて、自分の体が白血球を総動員して毒と戦っているんだろうな、「私の体、負けるな〜」という気分で、顔をゆがめるほどの痛みと痺れ感が腕にありました。

すぐさまネットで、ムカデに刺された場合の処置方法について旦那が調べてくれたところ、温める方法が有効らしいということで、患部を温めてみることに。

大きめのお椀に50度ぐらいのお湯を入れて手を浸します。
すると、冷やすよりも痛みが和らぐような感じで、指先がお湯の中で動かせるようになりました。
お湯が冷えてくるとまた痛むので、何度も熱湯を注ぎなおしながら、しばらくは手先温浴を試みました。

ムカデの毒には、激しい炎症を起こす酵素の他に、ポリペプチドヒスタミンが含まれていて蛋白質で構成されているために、42℃以上の熱で変性して失活するそうです。
そのため患部を冷やす前の熱めの温湯による加熱処理が大変有効ということです。

参考⇒ ムカデ対策|侵入経路と予防、効果的な応急処置と殺虫剤による駆除方法 


痺れがやや治まってきたので、ムヒアルファを塗りこんで、今度は冷やしながら何とか眠りにつくことができました。
翌日には、やや痛みは残るものの腫れや痺れも緩和しており、予後はとてもよいです。

これまでずっと、虫の刺し傷には“冷やす”ことが有効かと思っていたので(救急処置の本ではそう書いていた?)新しい知識を得ることができました。
(ちなみにハチに刺された場合は、従来通り針を抜いて流水で洗い流して冷やすのがよいようですね)

虫の季節は梅雨前ぐらいからと侮っていましたが、雨が降ったり暖かくなったりで湿度が高くなる日も多く、やはり春先からの警戒が必要でしたね。
冬の間はお休みしていた、“ハッカ油スプレー”を、室内の隙間と思われる場所に噴射しまくる虫よけ対策を再開しました。

痛い経験ではありましたが、最近はドタバタとした落ち着きのない日々を送っていたので、きちんと確認して気をつけて過ごしなさい、というお告げ?だったのかもしれませんね…。