英彦山神宮

今週末は、ぐっと冷え込んできましたね〜。
先週は汗ばみながら登山をしてきたので、この気温の変化にはびっくりです。

お天気のよかった先週、以前から行ってみたかった英彦山神宮(上宮)を参拝してきました。
神宮参拝への道のりは、思った以上に厳しかったのでした。

実は、英彦山神宮へは2年前の夏にも登ってみようと試みたことがあったのです。
あまり下調べもなく高住神社から登ろうとしたのですが、暑いは、激坂の鎖場に体力的にも断念。
登山初心者には無謀なルートでしたね。そして夏の登山はやめとこう、と。
今回ルートを調べてみると、初心者コースは1時間半ほどで登れるという情報に、そんなんで行けるのかと軽く考えてしまったのですが。

 こちらを参考にしてみました… ⇒ 添田町観光ナビ

 
別所駐車場からではなく、銅鳥居(かねのとりい)下の駐車場に車を停めて登りました。
(別所駐車場も下の駐車場も、この時季は満車になりますので早めに行くことをお勧めします)
     
     

  
  高さ6.9メートル、柱周り3メートルの青銅製の大鳥居
  とても立派で、黄金の銀杏が彩りを添えておりました
 

     
  参道横には「財蔵坊」などの修験者が過ごした坊舎が残っています  

  
   別所駐車場から合流した場所にある鳥居  

     
  高さのある石段が続く参道は結構足にきます

  
  背の高い木々が立ち並ぶ参道は清々しい

     
   英彦山神宮「奉幣殿」に到着!(国指定の重要文化財)  

  
  上宮への参道から見下ろすと屋根が美しいです 


スロープカーで到着した団体様たちで、奉幣殿境内は混雑しておりました。
奉幣殿を参拝し、お弁当を食べて、いざ上宮へ出発です。
ちなみに、銅鳥居下の駐車場から財蔵坊などを見学して(土日のみ中を見学できる)、奉幣殿まで30分ほどかかったかと思います。

     
  とにかく石段や根っこ道をひたすら登っていくのだ〜(ひぃ)  

  
  こんな場所まで石を運んで作業してくださった方々のおかげですね   

途中、下宮・中津宮中宮)・産霊(むすび)神社にもお参りしたのですけど、写真を撮り忘れてしまい…(あ〜)
    
     
  やったぞ〜!英彦山神宮御本社(上宮)(1188m)へ到着です! 

  
  かなり傷んでるので雨漏りも心配ですね  

    
  頂上は太陽が眩しかった〜  

  
  霊山山頂からの景色は何かわびさび感がありました 
 
〈御祭神〉
主祭神天照大神の御子の天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)
配神は伊耶那岐命(いざなぎのみこと))と伊耶那美命(いざなみのみこと)
〈御由緒〉
英彦山は古来から神の山として信仰されていた霊山で、天照大神の御子(日の御子)である天忍穂耳尊を祀ることから「日の子の山」→「日子山」と呼ばれていました。
嵯峨天皇弘仁10年(819年)、詔により「日子」の二字を「彦」に改められ、霊元法皇享保14年(1729年)には、院宣により「英」の一字を賜り「英彦山」と改称されたそうです。
英彦山修験道の道場「英彦山権現様」として栄えましたが、明治の神仏分離令により修験道が廃止され「英彦山神社」となり、1975年に全国第三番目の「神宮」に改称され、「英彦山神宮」となりました。
〈御神徳〉
天忍穂耳命は、農業生産の守護神として、また鉱山・工場などの産業の守護神として崇敬されています。


奉幣殿から上宮までは1時間30分ぐらいかかったでしょうか。
途中、2か所の5mほどの鎖場はありますが、子どもでもがんばれば登れるでしょう。
上宮の裏手に山頂石碑があって、バイオトイレもあるしお弁当を食べてゆっくりすごせるような広場になっています。
下りは登りよりも30分ほどは早く降りられましたが、足を挫きそうなので靴は重要だと思います。

足の筋力もですが息がすぐにあがってしまうので、持久力が衰えておりますなあ。
心肺を少しずつ鍛えなければと、自分の体力を思い知りましたね。  
とにもかくにも疲れましたが、念願叶って英彦山神宮を参拝できたので万歳〜!な、気持ちのよい秋の遠足を楽しめました。