オリーブの挿し木に挑戦!

 
陽極まる夏至の日を21日に迎え、早くも2018年も後半となってきましたね。
 
最近風が強くて、外の鉢植えオリーブの枝が煽られているのが気になっていたので、ちょっとだけ剪定してみました。
新芽も出ていた枝が切られて何となく罪悪感で、挿し木できないものかと調べてみますと、5〜7月はオリーブの挿し木によいと書いてあるのを見つけ、ちょうどいいじゃないか!と。
(春や秋の涼しい気候の時がよい、と書いてあるのも見つけましたけど…)

ただですねえ。
オリーブの挿し木の発根の成功率は非常に低いようで、2〜3割だとか。

オリーブが発根するには湿度が高い状態を好むということで、ビニールハウスのような状態にしてあげるとよいみたいで。
ペットボトルを使った“密閉挿し”という方法が、検索でたくさんヒットしたので、この方法でやってみることにしました。
 
とりあえずは、切った枝を分割して枝の切り口は水分をあげやすいよう斜めに切って水につけておきます。
この時に、100均の活力剤を少し混ぜてみたけど、これがよいのかはわかりません。

3時間ぐらいつけていたでしょうか。
(2時間ぐらいつける、と書いているのが多かったかな)

葉っぱは2〜4枚くらい残すということですが、実験的に、先に新芽がついたもの、葉を1〜4枚つけたもの、全く葉をつけないもの、を準備してみました。
 
2Lペットボトル容器を半分に切り取り、ふたがついていない方の底にキリで小さな穴を真ん中に開けてみました。
底穴を開けずに完全密閉という状態で発根している場合もたくさんあり、どうなのかはよくわかりませんが。

土は無菌であることが大事、ということで、とりあえずはバーミキュライトを使ってみました。

そして、重要なのは発根促進剤を根元につけてから挿す、ということなのですが。
家にない…。

発根促進剤はホルモン剤ということもあり、まあ手元にはないし育てばラッキーぐらいの意気込みなので今回は使わずに様子を見ることに。
(この時点で、ちょっともう無理っぽいのですが…笑)

しっかり湿らせた土に適当な間隔で挿し、更に霧吹きし、ペットボトルの上の部分をかぶせます。
ペットボトルの蓋をする人としない人もいるようなのですが、毎日霧吹きで開けるだろうから、蓋は乗せておくことにしました。

この状態で、日陰の明るい場所に置いておきます。


   

  
 ペットボトルにぴったりフィットした食品トレイを水受けに…
   あり合わせ感が満載ですな…(笑)



カビが生えるとよくないのですが、湿度も70〜100%ぐらいあるとよいらしく、湿度管理が難しいですね。
とりあえずは湿度を保つように、土の状態を見ながら霧吹きなどで様子を見るしかない。

発根まで2〜3か月くらいはかかるそうですし、根っこの状態はよく見えないので新芽や葉・茎の色などで観察していくといいのかな。
オリーブ君たち、がんばれ〜!

2〜3か月後、どうなっているかお楽しみ〜♪、ということで。

   
      
    ひょろひょろな鉢植えオリーブなのですが、
     ちゃんと実がついてます!
  
  
    
    収穫したミニトマト
    1日2〜4個ほどの収穫ですが毎日楽しみなのです!

 

家庭園芸は、うまく育たないこと、虫の煩わしさなどもありますが、植物のゆっくりとした成長の発見は嬉しいですよね〜。