乾燥クコの実のジャム

毛虫にやられたっぽい?腕の痒みから1か月、足やお腹に広がった痒みの症状が、やっとこ治まりました。
暑い夏の間に蓄えた内蔵の冷えや薬などが、“冷えとり”でデトックスできたのでしょうかね…。

さて、そんな夏の疲れた体にも良い、と言われる漢方食材、“クコの実(ゴジベリー)”。
最近、1kgも、まとめ買いしてしまったんですよね〜。
高齢の両親にも、ぜひ食べてもらいたいなあと考え、食べやすいジャムにしてみましたよ。

農薬不使用の乾燥クコの実(中国産)ではありますが、沸騰したお湯で1〜2分ほど過熱してザルにあげ軽く洗いました。
それをまた鍋に戻し、水を含んだ状態で再び火にかけ、クコの実をおタマで押しつぶしながら煮詰めていきます。
てんさい糖も少々加えました、が、計量せずに味見しながら適当に入れた…。
酢を入れると保存にもよさそうですし、カボスがたくさんあったので果汁をしぼって入れました。
柑橘系のジュースなどで、煮込んで作ってみるのもよいかもしれませんね。

 
     
    乾燥クコの実400g+カボス4個、使いました 

   
     熱湯で煮沸した瓶に入れて、できあがり〜!


クコの実の生薬名は、「枸杞子(くこし)」
美肌・美髪効果や抗酸化作用があるそうで、美容的にも注目されているようです。

漢方的には、冷やしも温めもしない平性食品なので、特に体質や季節を選ばないのもよいですね。
特に肝と腎、肺を補う作用があるということです。
肝腎の陰を養うということで、眼精疲労、視力減退予防、めまいや耳鳴り、足腰の老化防止にもよいらしい。
肺を潤す作用があるので、咳が止まらない時にもよいらしい。
血を補う作用があるので、貧血や血の道、冷えにもよいらしい。
素晴らしい!

ということで、両親の目の不調やめまいにも効果が出たらいいですなあ。
 
ですが、食べ過ぎなどでよくない影響の問題もあるようですね。
血栓予防のワルファリンを飲んでいる方は、NGという記事も見かけました。
血をサラサラにする薬を飲んでいる義母には、ジャムをあげるのを控えましたが。

特にジャムは糖分摂取も過多になりますし、体によい食材と言っても、ほどほどにいただきましょう…ということですね。