太陽回帰図

5月1日、 「令和」新時代がスタートしましたね。

近場の神社に参拝してきましたが、御朱印で何時間も並ぶような有名処の神社とは打って変わって、人はおらず…。

境内には風にそよぐ葉音と、クワクワと鳴く鳥の声が響き渡っておりました。

木々の上方を探してみると、高い木の枝に音源を発見できました!

 

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 巣からはみでた親鳥の尾っぽ・・・きっと雛がいるんでしょうね 

 

さて、今年の私の1年はどんな感じになるだろう?と、自分の太陽回帰(ソーラーリターン)図をじっくり眺めてみました。

太陽回帰図とは、その人の出生図の太陽度数に、毎年の現行の太陽がぴったりと重なった時の図のことで、誕生日から1年間の状況を考えてみるのですね。

太陽回帰図では、太陽に注目します。

出生の太陽度数は毎年一緒になりますから、ハウスとアスペクトでその年の太陽の活動について考えていきます。

ASCも太陽が昇る場所なので大切で、その年に始めることを示し、MCはその1年におけるASCの試みの結果を示します。

太陽回帰図のASCとMCが、出生図ではどのハウスになっているかで、その1年の目標を考えてみるとよいそうです。

 

まずは、昨年の太陽回帰図から昨年を振り返ってみたのですが。

太陽は水星と合で12ハウスに位置し、8ハウスの山羊座土星・火星の合とスクエアにありました。

土星・火星の合は、意志の方向性を持続させるので集中力とか自己管理という意味になり、8ハウスなので感情的に入り込むイメージですね。

8ハウスは人との深い関わりの場所ですから、土星(年配者)に拘束(火星)される、みたいな象意も考えられます。

で、12ハウスは、体の動きは小さいけれど精神的には広がるハウスで隠れた場所、病院や拘置所みたいな場所も示しますね。

昨年は義母が入退院を繰り返し、付き添っていましたので、それ、出てました!

というか、そういう風に天体の象意を使っていたということですが。

12ハウスには金星・天王星の合もあり、それが土星・火星とトラインでしたので、病気の義母とも、気ままなほどよい距離感の関係が築けたかなと思います。

ASCは双子座で、MCは水瓶座

出生図では、双子座は12ハウス、水瓶座は8ハウス。

12ハウス(潜在意識)の試みを、8ハウス(人と共有することで深める)で回収するという意味になるだろうということで。

禅タロット講座を受講しようという計画を立て、太陽回帰図に寄せていった取り組みでしたが、よい経験になりました。

昨年は、12ハウスと8ハウスがキーワードな1年となっていたかな。

 

で、今年はどうなっているかと言いますと。

太陽は9ハウスで6ハウスの山羊座土星とスクエアになっております。

いきなり厳しい土星先生…。

土星冥王星と合にありますからね。

太陽は冥王星とは直接のアスペクトをとりませんが、冥王星を帯びた土星は底力を発揮しそうです。

これは、太陽の思想的なものをグレードアップ(9ハウス)させるために、がむしゃらに自分を鍛えるとか、働かないと(6ハウス)いけなさそうで…。

ASCは獅子座で、MCは牡牛座。

出生図では、獅子座は2ハウスで牡牛座は11ハウス。

11ハウスは未来ビジョンであり、到達点となるMCが牡牛座なので、自分の能力を発揮させるとかお金を稼ぐとかで、安定した実力をつけるための努力というのが、この1年の大まかな動きと言えますか。

ASC獅子座のルーラーは太陽ですから、太陽の働きが強調されます。

ASCと太陽はトラインで無理のない関係なので、今年試みることは、太陽の目的意識に添ったものだけど、実際に使えるようにかなり努力して頑張らなきゃいけない、という感じになりますかね。 

そして8ハウスには、魚座の金星・海王星・水星・月、そして牡羊座のキロンが密集。

魚座は水の元素、8ハウスも水の位置なので、水の親和性どっぷりな感じで…。

これら8ハウス天体が、5ハウスの木星とスクエア、6ハウスの土星冥王星、そして10ハウスの火星とセミスクエアのアスペクトをとっています。

8ハウスの魚座に没頭するのを、木星で1人広げて楽しむんじゃなく、ちゃんと立ち位置を模索しながら活用すべく努力しなさい、って感じですか。

 

今朝は、牡牛座15度での新月でした。

土の固定サインの牡牛座で、強い押しつけ力をもつ15度ですから、今後の仕事観について思い描いてみるのにはよい日ですね。

淡い展望ですが、9ハウス太陽の精進のために、ASC獅子座の創造力を押し出すべく努力し、MC牡牛座を目指していくような1年にしていきたいものですな…。

 

太陽回帰図は、天体エネルギーの象徴をどういう方向で使っていくかを事前に考えて、積極的に1年の計画を立ててみるのに使えると思います。

まあ、天体の象徴は色々考えられますから、思わぬ方向に転がっていって、1年後にそうでたんかい~…となるんですけどね。

1年後にどう出たのか検証してみるのも、それはまた楽しみなことです!