山羊座と土星で立ち位置を考えてみる

大型連休明けの、“待ちにまった休日”ですね。

最近、交通事故や火災など、近場でも何やら人為的な災害をよく耳にします。

気持ちにゆとりを持って、行動していきたいものです。

 

さて、我が家では旦那は連休後半から連日働きまくり、家に持ち帰ってまで仕事をしておりました。

1週間ぶりの休日も、早朝から明日の準備作業をしており、夕方からは自転車で山登りしてくるらしい…。

すごすぎる活動力!

現在、土星冥王星山羊座に位置しており、彼の水星の近くにありますからね。

猛烈な勢いで、山羊座水星力を発揮させられている感じですなあ。

 

山羊座土星のホームですから、土星が本領発揮しやすいポジションにありますね。

集団意識の土の活動サインである山羊座は、固い土台を積み上げていった山のような場所、社会的な地位という象意をもちます。

山羊座のあるハウス、山羊座のルーラーである土星のハウスで、その人の社会的立ち位置を考えるという見方もありますね。

 

私のホロスコープでは山羊座は7ハウスで、現在の土星は私の月と金星のオポジションに対してTスクエアを形成しております。

きつそうな配置にはありますが、ちょっとした締めつけ感はあっても、そんな苦じゃないよ、という感じに出ているように思います。

出生図の土星は金星と合にありますし、土星的なことはむしろ好き(節約愛好家ですし…笑)で、土星には馴染んでいる方かもなあ、と。

更に、最初の新月(進行の太陽と月との合)が出生の土星とぴったりと同じ度数で起こっていたのもあり、人生の落としどころとなる土星の方向性を、これまでにじっくりと体感している方だと思うのですよね。

 

で、先週のGWでは帰省して、お久しぶりの友人たちや親戚に会ってきたのですが。

友人たちは、これまたすごくアグレッシブで、仕事現場も忙しいようでしたし、休みも登山や旅行と充実した活動をしているようでした。

「今何してるの?働いてないの?なんで?もったいないなあ…仕事復帰してみたら?」という会話がそれぞれに繰り広げられたのでしたが、これって、山羊座土星っぽい感じかもなあ、と。

現代では、女性は、仕事も子育ても楽しみも両立させながら自立して輝くことが、社会的には立派な立場(土星的価値観)にありますからね。

私はと言えば、どちらにも当てはまらず、やってる趣味も山羊座の枠外?ですし…笑

 

7ハウスが山羊座ということは、山羊座的な対人関係や配偶者を通じて、自分の社会的立場を考える傾向がある、ということなんですよね。

現行の山羊座土星冥王星を通じて、自分とのギャップから社会的な立ち位置についてしっかり考えてみなさいよ、と刺激をいただけているわけで。 

まあですが、今の私のホロスコープでは、進行の月は2ハウス後半で天底に向かっており、年齢域にある木星は地下のICにあって、社会からはずれる意味の天王星と合ですから、ホロスコープ的には引きこもり期間で合致してるんですがね…。

天の摂理には従っていても、社会的な視点からいくと、はみ出してるっていうことでして…。

 

天の摂理と言えば、地上での実際性というよりは内感的な可能性を示唆するヘリオセントリック占星術では、地球星座をスタートとしてハウスを分割して見る方法があります。

ヘリオで見てみると、私のホロスコープでは山羊座のカスプは4ハウス。

山羊座での立ち位置が3~4ハウスというのは、これまた天低ということで…。

内面的な学習や移動、そして眠りや集団的無意識に、私の魂的な立ち位置がある、という感じになりますか。

そして、出生ヘリオでの土星は、7ハウスにあります。

やはり、他者に映る自分、そして他者の中の土星を通して自分の立ち位置を考えていく、という意味になりますね。

 

で、『三次元占星術』(松村潔著)の、山羊座の説明が興味深くてですね…

空間に広がらずに特定の位置に立つと、それはたんに偏った癖になり、個性とはいいません。そしてそういう人は、いつも自分の外側の空間を恐れているので、閉鎖的になるでしょう。閉鎖的な思い込みの活動と自分の狭い立脚点で個性的に活動するというのは全く意味が違うことなのです。

自分はこのようなことをしている人間ではないと不満を持ちつつ小さな仕事をしている人と、満足感を持って小さな仕事をしている人は違います。後者が均衡感覚を得た山羊座の活動という意味なのです。

ジオセントリックのホロスコープでは、山羊座、あるいは土星があるハウスがその人の立ち位置になります。そして反対に今の国、今の場所で、自分がどういう立場なのかをMCなどで考えることができます。

ヘリオセントリックでは太陽から地球へという流れなので、ジオセントリックのようにたまたま生まれた場所がここで、ここに立つという考え方ではありません。太陽から降りてきて地球のどこかを探し、そこに立脚点をもつのです。そこを地盤にして空間に浸透していき、そして戻ってくるということを考えるとよいでしょう。

 自分の外側の社会的な空間にビクつくのではなく、狭い立脚点で個性的に活動しながら、 社会に立てるように活動を繋げていければよいのだろうなあ…。

 

ヘリオでのT土星は、4ハウスに入ったばかりで天秤座の地球星座とスクエアにあり、ヘリオでの90度というのは意識の切り替えポイントです。

やはり、7ハウスが意味する対人関係や旦那からの刺激を受けながら、4ハウスの地盤を固めるべく、自分で満足できるまで頑張ってみるべし!という感じかな。

土星先生の教えを請いながら、じっくり潜在意識を深めていきましょう…。

 

土星が本拠地である山羊座にある期間(2020年の年末ぐらいまで)、誰しも自身の社会的立ち位置について模索してみるのは大事だろうなあ、と思うのですよね。

冥王星もありますから、厳しさも伴うことになるでしょうけど。

試練も乗りきった時には、山羊座のハウスもしっかりとした土台を築き、安定してくるだろうことをモチベーションに、頑張っていきましょう~!(^^)!

福山雅治さん主演の日曜ドラマ『集団左遷』っぽい?) 

 

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他者から己れの立ち位置を感じられるということは

相手を支えられる立ち位置にあるということですよね!