6月、あじさいの開花が楽しみな季節ですね。
気温や天候が目まぐるしく変化してますし、気圧の関係からも、何だか身体がだるい…という方も多いのでは?
こんな時季は、お風呂タイムや睡眠確保などで、自律神経のオンオフのスイッチの切り替えを、あえて心がけていくとよいのではないでしょうかね。
さて、現行の星の動きとしては、蟹座の火星が山羊座の土星(冥王星)とのオポジションを形成してきました。
蟹座には水星もあって、今後の動きとしては太陽、そしていずれは金星もぼちぼちと蟹座に入ってきます。
私のASCは蟹座ですし、出生天体が牡羊座と天秤座にありますから、順次Tスクエア及びグランドクロスを形成していくのですよね…。
変動を起こしやすい時期に入るだろうな、と思ってはいましたが、ちょうど火星がASCに近づいてきた頃、さっそく動きがありました。
実家の父に病気が見つかったので、入院・手術をすることになったのです。
今後の月回帰図を見てみますと、月は12ハウスで蟹座の火星とは正確なスクエア。
山羊座の土星・冥王星が3ハウスで移動や知識活動、蟹座火星は9ハウスでこれも移動と精神的活動という意味になります。
長距離移動や、(病状に関しての)知識・精神論の習得、みたいなことを頑張る配置、とも言えますか。
12ハウスの月は、2-8ハウスにある木星ー太陽オポジションの調停でもありますから、実力発揮・深い交流による変容、などへの感情にはストレスはなさそうなんですけどね。
先日の新月から禅タロットの特別講座の受講も始めたので、月回帰図にマッチするかなあ…と予測していたのですが。
それだけじゃ活動宮でのアスペクトの勢いは収まらない、ということなんだろうなあ…。
ま、他のトランシット天体からも色々とアスペクト配置があって、何がどういう作用なのか考えるのも面倒な感じなのですが。
とにかく、特に6~7月は変動覚悟!なのですな。
蟹座火星らしく、家族のために積極的に動きまわりましょう!
ちなみに紫微斗数で見ても、6月上旬~1か月間の宮は流年命宮で、対宮である流年遷移宮から向心力である化禄と化忌が入るので、意外注意(化禄で収穫もあり)、とも読めます。
占いを勉強していると、不安な状況も客観的に捉えることができるのはいいですね。
で、気をつけるべきことは!…ですが。
蟹座っていうのは、ハードにでてしまった場合には厄介なところがあるんですよね。
(どのサインにも必ず、長所と短所があるわけですが)
蟹座の性質である“共感力”、を得られていないという感情、狭量さが発揮されると、ヒステリックな感情が強く出てくるんです。
私自身、蟹座に天体はないのですがASCなので、表向きの印象は出てるだろうなあと、蟹座っぽさは実感してます。
松村潔氏の『アサレン』から抜粋しますと…
残酷な蟹座の中で、蟹座的な共感の器の狭さとか狭量さがでると、息苦しいです。…
自分と同じことを考えてくれないっていうか、自分と同じことをしてくれないっていうか。…それは全部裏切りみたいになっちゃうのね。…今まで自分の思ってるようにしてくれる人はひとりもいなかった、だから自分はなんて不幸なんだろうって言ってるんだけど。・・・
なんとなくですが、「ひきこもり」の男性が起こした昨今の事件…。
現行の蟹座火星の残酷さ、が出てしまったように、感じたのです。
周りの人のちょっとした気配から自分のことをわかってもらえていない、と感じる被害者意識、というのは蟹座のハードアスペクトで出てきやすいのではないかと思います。
蟹座っていうのは、「共感力・情緒的・人情味・感受性・母性的・模倣力」などで、相手の気持ちに共感したり感じとったりできる力には、大変長けているサインです。
で、蟹座は活動宮なので、大きなアクションに広げていく力も持っているのですね。
ということは、悪く出た場合も、周囲の小さな気配から感じ取った裏切られた感、を大げさにアピールしてしまうこともあるわけで…。
蟹座に火星がくるのは2年に1度ですが、特に今年は山羊座の土星・冥王星とのオポジションを形成する配置。
身内意識やコミュニティ的なものに対して情熱を燃やす蟹座火星のやる気を、社会的に認められる場所に構築していく(山羊座)のに、集中力を発揮できる配置でもあります。
蟹座の狭量さに囚われるのではなく、その大きな勢いを周りの人たちのためにも、有効に活性化させていきたいものですね!
今後、実家への移動で、気忙しい中での家族との関わりも増えていくだろうし、自分の感情を客観的な視点からコントロールしていかなくちゃ、ですな。
やれることをやる、で頑張っていきたいものです…。
あじさいは、大地のPHで鮮やかに色が変化する群生植物
集団意識を吸い込み共鳴性を拡げていく蟹座っぽいかも…