ちょっと前から、久しぶりに連絡をとりあった友人からの占い依頼にずっと取り組んでおりました。
「すご~い、当たってるよ~!」と激褒めしてくれるのはとても嬉しいのですが。
次から次へと家族のことから昔の出来事からを相談されておりまして、1か月以上彼女のペースで占い修行しておりましたね(笑)
まあ、私のホロスコープに対して、現行の火星(積極性)+木星(受容性)に冥王星とが7ハウス(対人関係の位置)から私の天体と関わっていたのもあって、〝押し出しの強いいただきもの”の影響を相手から受けてるってことだろうなあと、ありがたく取り組んでおりました…(;^ω^)
で、友人は〝蠍座の女”で、蠍座に天体が4つあったのですよね。
蠍座というのは、12感覚では『生命感覚』で「満たされ感」を探るサインです。
松村潔氏の『完全マスター西洋占星術Ⅱ』から抜粋しますと…
蠍座は生命感覚です。
この生命感覚とは、充満感・満たされ感とも考えられます。・・・
この満たされ感がない場合、人は空虚感や喪失感、寂しさに支配され、生きた実感を失います。蠍座は何か外部から取り入れることであり、それと一体化することなのですが、足りないエネルギーを外からチャージするのです。大きなエネルギー源にパラサイトすることです。・・・
ということで。
蠍座の天体やハウスを活性化させることで、満たされ感を得ることができるわけで、生きていく上で、そのあんばいは結構重要だと思うのですね。
彼女の相談事は主にお子さんのことと自分の人間関係について、だったのですが。
蠍座に4つもあれば多めだし、対人関係を通しての〝満たされ感”のアップダウンも激しいものになるだろうと思うのですが、それが本人の生まれもった志向でもある、ということなんだろうなあ、と。
占いでのアドバイスって難しいなあと、つくづく思うのです。
ある事象があって、それはホロスコープなどにも出ていて、そういう風になりがちですね、という傾向は読み取れたとして、それが本人にとって苦しい場合は、持っている素材を自然に活かしていけるよう、方向性を考えていくことも問われるわけで…。
私自身、彼女の相談に対応していて、自分に気づくこともたくさんありました。
私は火のサインが多めですので、相談事を受けると思考を方向転換するような精神性について助言する癖があるよなあ、と。
それに対し、水のサインが多めで感情豊かな彼女(水サインが5個)は、感情を吐露して相手に共感して認めてもらえることが嬉しいようでした。
ま、メールを介して共に時間を過ごしたということで、友人的には救われる部分もあったようなので、少しは力になれてよかったです。
で、占星術ではサインを4つの元素に分類するのですが、元素の出方によっては、例えば災害などの有事の時でも反応が違うんだろうなあ、とも思いました。
火のサインだと、お笑いとかスポーツとか精神論とかで高揚させようとする…
風のサインは、知識や情報を入手していくことで生活に応用しようとする…
土のサインは、食事や住居など実際の生活に一番役に立つような働きをする…
水のサインは、人の気持ちに寄り添うような感情的なケアを行う…
というように出てくるのかもな~とか。
占いで状況が解決するわけでもありませんが、それぞれの人の傾向や自分の中にある違いや矛盾などを理解することは、物事を多角的に見る視点を培えるとは思います。
こんなご時世ですし、蠍座の〝生命感覚”パワーを、現場を力強く生きていく活力に変えていきたいですね!
ちなみに私の場合は、蠍座は5ハウス。
そのまんま、趣味に没頭することで、活力チャージしておりますがね(笑)