土星と天王星のアスペクト

以前のブログ記事に、蠍座について少し書きましたが。

蠍座の天敵?になるのが、蠍座に対してスクエアの水瓶座です。

蠍座は、くっつきたい、それも深い部分まで踏み込んで関わっていき、自分自身をも変容していきたいサインです。

水の固定サインですから、その関係をずっとキープしていきたいのですよね。

 

それに対して、水瓶座は散らしたい、距離をとって関係を均等にしたいサインです。

蠍座の集中を水瓶座が散らしてしまう関係性ですね。

風の固定サインですから、自分の理想的な信念に対する一途さや頑固さがあります。

  

で、現在、土星と火星が水瓶座にあります。

横の繋がりを大切にし、みんな公平で差がなく平等を目指す思想。

この水瓶座土星は、牡牛座天王星とスクエアを形成しています。

政府の「一律10万円給付」決定も、水瓶座や牡牛座天王星っぽいなあと思ったのですが。

 

水瓶座の支配星は天王星であり、天王星が発見されるまでは土星が支配星でした。

天王星土星とで共通する水瓶座的な意味を考えてみますと、「冷静で感情的でない・華やかさや贅沢や無駄などの感覚を嫌う・鋭さ・正確さ」という感じでしょうか。

なので土星天王星アスペクトをもつと、そういった意味は強調されるかと。 

スクエアの関係なので、景気の悪さや締め付け感のある禁欲的な雰囲気、精神的な緊張感なども強く出てくるアスペクト

科学技術、データ管理や数字に強い意味も強まるので、現在の感染者の状態をサーチするような状態、とも言えますか。

この関係は、くっついたり離れたりしながら、今後2年ぐらいも続くのです。

 

今から10~12年ぐらい前のリーマンショックで経済の落ち込みがあった頃も、乙女座土星魚座天王星オポジションを形成していた時期、だったのですよね。 

で、私は、その頃に結婚したのですが。

結婚の挨拶を職員の前でした時に、「がばいばあちゃんを見習ってがんばっていきたいです!」みたいなことを言って、「へっ?」という顏をされたのを憶えています。

その頃、がばいばあちゃんの本を読んで、たくましい生き方に憧れてたんですよねえ(笑)

私は、ハーモニクス7では土星天王星は合(発芽)となるので。

ハーモニクス7というのは、「夢で思い描く自分のイメージや姿」なので、土星天王星への憧れがある、ということなのですよね。

なので、私は景気が悪くなると頑張らなきゃ!と、はりきるタイプかもですが…(笑)

 

ちなみに、『ハーモニクス占星術』~松村潔著~によりますと、土星天王星は「理論と計算」ということで説明されています。

 

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 土星天王星アスペクトの記載で、嬉しかった部分を抜粋しますと…

ある目的を決めると揺らぐことなく、その道を進み、経理、経営、政治などあらゆる実務に優れた能力を発揮するでしょう。専門的な業績での緻密な思考力とねばり強さの象徴です。

アディは有名な占星術研究家のハーモニクス・チャートをいくつか引用して、占星術はこの土星天王星の組み合わせに大変関係があると説明しています。星の理論と、その具体的な計算や応用が占星術なのですから、占星術師のアスペクトともいわれるのは納得できます。

 ということ。

ハーモニクス7は、ずっと追い求めて終点がない(360度は7で割り切れず循環する)という性質ですから、私は❝占星術が理解できる人❞に憧れて勉強し続ける、のかもしれないな…。

 

土星天王星には、似ている意味もあれば対立した意味もあるということで。

土星の常識性を天王星の改革性で切り捨てる関係性。

逆に言えば、天王星の技術革新を土星の常識世界に適合させる、という関係でもあるわけで。

何とか、土星天王星パワーを工夫しながら使っていきたいものですね…(´-`*)