6月になりました!
暑くなってきたというのに、まだコロナの感染はじわりじわりと続いていますね…。
梅雨時期に入りますし、手洗いなどに引き続き気をつけていかなくては!
さて、我が家のIH炊飯器は15年ものでして、まだ使えるのですが、そろそろ買い替えを検討していたのですね。
そんな時、ちょうど知人からいただいたギフトカタログに万古焼の炊飯土鍋を見つけ、土鍋での炊飯もありだな~と試しに選んでみたのです。
で、この炊飯土鍋が、なかなかの優れものでした!
米を炊く前の準備として、米の研ぎ汁を入れて加熱し、そのまま1時間くらい放置して、陶器の目止めをしておきます。
米は軽く研いで1~2時間くらい吸水します。
もっと暑くなれば、吸水時間も30分~ぐらいでいいのかも?と思いますが、吸水時間をしっかりとらないと吹きこぼれがひどくなるという情報を読んだので、できれば長めに吸水を。
我が家はIHなので、まずは2合をレンジで炊いてみることに。
レンジ炊飯の場合は、水を少し多めにということなので、ザルで水分をきって水を計って入れましたが、目分量の線よりも1cmくらい上に入れてみました。
500Wで12分くらいするとボコボコと音が聞こえたので、そこから200Wに切り替えて3分、そのまま15分ほど蒸らしてみました。
できあがりがこちら☟
おぉ!艶々ご飯が炊けていました~!!
米の一粒一粒が大きく見えますし、何より古い炊飯器で炊くより、かなり旨い!
米の甘みと粘りが際立って感じました。
もう少し水少なめでよかったかもな~という出来栄えでしたが、とにかく満足。
次は少し量を増やして、米2合半+大麦半合での炊飯。
500Wで14分くらいでゴボゴボという音が聞こえたので、200Wにして3分、その後15分蒸らしてみました。
結構ギリギリまで膨らんで炊けました!
米の量が増えたせいなのか水加減の問題なのか、2合炊いた時よりもちょっとベタつきを感じました。
その後、炊き込みご飯や白米を3合の米で炊いてみましたが、3合にするとギチギチした炊きあがりになりました。
やはり、土鍋炊飯は圧力と熱が鍋の中をぐるぐる流れる「縦対流」が、美味しさのポイントのようなので、ぎゅうぎゅうな量だと米が❝自由に踊れない❞ということなのでしょう。
写真で見ても、2合炊いた方が、米が少し立っているような気がしますし。
3合炊きと言っても、2合半くらいまでが、美味しくいただける限度なのかも。
今のところは、米2合+大麦半合で水分量や時間の微調整をしながら、マイベストな炊飯方法を工夫しているところです。
そしてもちろん、直火(カセットコンロ)でも炊いてみております。
中火で10分ほどして沸騰するポコポコ音が聞こえたら、超弱火にして10分ほどで火を止め、蓋をしたままで更に10分ほど蒸らします。
一応タイマーをかけるのですが、火加減や吹きこぼれも何となく気になるし、つい張り付いて様子を見てしまうので、他の作業ができないのだな…(;^ω^)
ですがやはり、レンジより直火の方が水分をうまく飛ばせて美味しく炊けているように思います。
米2合に大麦半合混ぜて炊きました
まだ慎重に炊いているのもあって、お焦げが上手にできないので、こちらも水分量と火加減を工夫していきたいです。
まあ、この時季はコンロを使うと部屋の気温も上がって暑いし、レンジを使う方が手軽なのですが、やはり直火で炊いた方が飯盒炊飯気分で楽しいのですよねえ。
レンジでも直火でも、今のところ吹きこぼれも全くないですし、目止めが効いているせいか、こびりつきもなく洗い物の手入れも簡単です。
翌日、残りご飯をレンジでチンしても、遠赤外線効果なのか、ほっこりした状態でいただけます。
土鍋は水分を吸収しやすく乾いた状態を好むようなので、洗った後は底を上にしてしっかり乾燥させる(レンジで乾燥させてもよい)などに気を付ければ、扱いやすいと思います。
何より土鍋炊飯では、できあがりの蓋を開ける瞬間が楽しみになりましたね。
高額な炊飯器を買わないでおいてよかったかも。
とりあえずは、古い炊飯器を処分する決心がつきました!(笑)
ちなみに、我が家のレンジはターンテーブルの皿を割ってしまったので、代わりに平皿や万古焼のプレートを使っています。
万古焼プレートはレンジにもオーブンにも使えるのが便利ですし、何より揚げ物の温めは、油を落としてカラッとした仕上がりになるのです。
(レンジ炊飯をする場合は、皿を使わず直に炊飯鍋を置いていますが、今のところ吹きこぼれもないので問題なく使えています)
表面が少しずつ欠けてしまうので、気をつけて洗わねば…ですが
万古焼、かなり重宝しております!