長崎の北西部にあたる外海地区をドライブしました。
枯松神社から車で5分ほどの場所にある黒崎教会堂。
遠藤周作の小説『沈黙』の舞台ともなった教会、ということ。
確か実家の本棚に『沈黙』があったような?…今度読んでみよう。
信徒さんたちが、犠牲と奉仕でレンガを積み上げて建てられたということですが。
道路からはかなり高い位置(階段を上る)にあって、創建期間は明治~大正ということを考えると大変な作業だったと思われます。
内部はレトロ感のある木造で、素朴なステンドグラスが明るい室内でした。
(撮影は控えて…みたいな張り紙があったので撮りませんでしたが)
驚いたのは、小さめですがパイプオルガンがあったことです。
間近で初めてパイプオルガンを見ましたが、手と足の鍵盤の位置にどうやって弾くのか?…というのが一番関心があったことで(笑)
生で聴いてみたいものですね。
黒崎教会堂から10分くらいのところにある、出津(しつ)教会堂。
外海で宣教師として33年間尽力された、ド・ロ神父の設計施工で建てられた教会堂です。
ド・ロ神父は外海の貧しい人たちの窮状を救うために、授産・福祉施設、パン・マカロニ・ソーメン・織物・鰯網など多数の工場を設立して、人々の暮らしを支えてこられた方、ということです。
ものすごいフロンティア精神、リーダーシップですよね。
(黒崎教会堂も、ド・ロ神父が関わって造成されています)
で、何となく気になってド・ロ神父のホロスコープを出してみた…(笑)
もちろん出生時間不明なので、ハウスと月の度数は無視ですが月は山羊座でしょう。
勝手なイメージで、魚座と水瓶座が強い感じかな~と思っていましたが、意外にも牡羊座が強い!
火のエレメント5、水が3、風と土が1つずつで、実際性の土が少ないのも意外でしたが。
牡羊座の水星・冥王星・火星に射手座土星のトラインが効いており、生き方を徹底して追求していく熱血漢ぶりはすごく強そうですね。
まあ、見切り発車的に周囲を振り回して地元の人たちから反感を買うようなところもあったのかも?とも思われますが、新しく物事を動かそうとする原動力はすごかった、ということでしょう。
魚座天王星で社会的マイノリティの人たちを新しい形で活性させていきますし、蠍座木星とトラインなので、どんどん組織的に浸透させて拡げていきますね。
木星は水瓶座の海王星とはスクエアですから、理想郷の社会を夢見る思想も誇大していきそうです。
魚座7度ヘッドで6~10度は犠牲と奉仕を意味する度数域ですし、金星と合なので(月とも関係するかも?)、授産院や保育所などで女性を支援するというのは繋がるかな。
…と、勝手なイメージ像を自分の中でふくらませてみましたが…。
ド・ロ神父記念館や外海歴史民俗資料館も見学し、ちょうど日の入り時間も近づいていたので道の駅『夕陽が丘そとめ』へ移動。
こちらの道の駅は、名前の通り、美しい夕陽が拝めるのですね。
今日の日よ、さようなら~♪
太陽の動きを眺め、月や星を眺め、天の動きで1日の時の流れを感じるわけですが…
『それでも地球は動いている』
これは、地動説を唱えてカトリック教会から破門されたガリレオ・ガリレイの有名な言葉。
厳しい圧力で宗教や思想が命がけだった時代、頑なに踏ん張って信念を貫いてきた人たちの力強さについて、思いを馳せる機会となりました。