冬至、グレートコンジャンクション

21日に陰極まる冬至の日を過ぎ、昼の時間が少しずつ長くなってきましたね。

翌日の22日には木星土星が大接近!という、占星術でのグレートコンジャンクション水瓶座で迎えました。

木星土星の会合であるグレートコンジャンクションは約20年ごとに起こるのですが、これまでの250年ぐらいは地のサインで起きていた会合が、今回からは風のサインで起きる!風の時代への転換期にある!!ということで、以前からずっと話題になっていましたが。

今後、社会的に何らかの風潮の変化が起きてくる、その兆しはもうじわ~っと出ている、ということなのでしょうけどね。

 

 

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冬至図の傾向は3月の春分の日まで続くということで、コロナの状況をふまえて読んでみますと…。

木星土星コンジャンクションはDSC付近にありますね。

木星土星で、‟ルールの下での発展”という意味を考えますと、他国との外交関係において、何か新しい締結や規約のようなものができるのかもしれません。

(まあ単純に、日本ではグレートコンジャンクションの天体ショーを対象として面白がる、という風にも読めるかな…)

ASC獅子座の支配星である太陽、それに水星・冥王星は6ハウスにあって山羊座なので、社会的評価や長い歴史のある職場、健康問題意識や医療体制、もしくは警察や自衛隊の仕事、などなどにスポットが当たるような雰囲気の図ですね。

この図で一番気になるのは、やはりMCに重なる牡羊座火星が6ハウスの冥王星とはスクエアにある、ということで。

救急救命自衛隊などの活動が、非常に過酷な任務体制で行われるようなイメージが浮かぶかな…。

国民を示す月は海王星と共にあって、冥王星とはセクスタイル魚座9ハウス。

国民の健康管理への意識は高めですし、神頼み・スピリチュアル的な精神性や音楽や映像などで高揚感を得ようとする感じですかね。

家の場所である4ハウスに天体はないですが、4ハウス天秤座の支配星の金星は5ハウスにあって射手座ですし、月の意識と少し似たようなことを楽しむ雰囲気を感じます。

天王星は今回も10ハウスにあって、牡牛座7度の落差の度数だし水瓶座土星木星とは緩いスクエアにあるしで、稼ぎの格差が厳しくなるかも…。

太陽・水星とは緩く繋がり土元素のトラインなので、リモートの仕事形態はしっかり定着していきそうですけどね。

 

さて、四季図を読む時には、その時の自分の状況も考えてホロスコープをみることにしているのですが。

冬至図に当てはまるかは疑問ですが、火星と冥王星のスクエアっぽい?ということでは、『池袋ウエストゲートパーク』のTver配信を見ていたんですよね。

殺人・風俗・ドラッグ・ギャング・やくざなどが絡む厄介ごとが次から次に起きて暴力シーンも多いので…。

この番組が放送されていたのは、2000年春で20年前です。

で、この放送があった時期の2000年5月には、牡牛座で前回の木星土星のグレートコンジャンクションが起きていたというのも、面白い偶然だなあと思いまして。

 

 

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20年前の牡牛座でのグレートコンジャンクションでは、水瓶座天王星とのスクエアとなっております。

そして、今回の水瓶座でのグレートコンジャンクションでは、牡牛座の天王星との緩いスクエアがあります。

どちらも天王星が絡んだ、牡牛座と水瓶座のスクエアなんですよね~。

天王星水瓶座の支配星ですし、前回も今回のグレートコンジャンクションも、水瓶座天王星)の影響は強いですよね。

(というか、前回のグレートコンジャンクション図の‟風感”の方が凄くはないか…と驚いたのですけど…)

 

前回のグレートコンジャンクションが起きた2000年からの20年の変化で、このスクエアっぽいことでまず思いついたのは、携帯電話の普及や所有率が上がり、もう一般的な生活の基盤となった(個人の生活情報がつまった物となった)、ということでしょうか。

そして、『池袋ウエストゲートパーク』では、反社会的な若者たちが池袋最高!とボーリング場や古くから親しむ店などの価値を守りつつ、ギャング間のネットワークを作って社会裏の悪に立ち向かうというのも、このグレートコンジャンクション図っぽい?のかもな…と。

 

で、その頃の自分も思い出したのですが。

当時は小学校で保健室の先生として勤めていたのですが、2つの学年で学級崩壊が起きていて、ちょっと荒れていたのですよね。

‟ギャングエイジ”と言われた年代の男子児童たちが主体でしたが。

教室を飛び出すは、担任への嫌がらせもひどく、便器に石を詰めるとか落書きするとか…まあ色々とありました。

で、そのギャングエイジたちが授業中によく保健室に来ていたわけですが。

木星土星には教育的な意味もありますし、牡牛座なので既存の教育体制に対して反発するようなアスペクト、でもあったのかもなあ、と懐かしく思い出しました。 

 

今回のグレートコンジャンクション水瓶座での土星木星なので、特に教育的な分野での改革はあるのでは?と思っておりますが。

そしてスクエアというのは、時間の経過の中でどちらかの役割を交互にやっていく、という関係でもあります。

牡牛座と水瓶座なので、過去のものが新しい形でリバイバルされるとか(池袋ウエストゲートアークはアニメ化されておりますし)、そういうことはこれからもたくさんありそうですよね。

さて、20年後はいったいどうなっているのでしょうね~…(*‘ω‘ *)