３月２０日、春分の日を迎えました。
西洋占星術では、牡羊座0度の春分点に太陽が入る日、を１年のスタートと考えます。
今年の春分図がこちら☟
円の右側（西側）に天体が集まっていますね。
どちらかというと、対外的な面が活発となる１年になるのかも。
東の押し出しのASCは天秤座で、支配星の金星は太陽と合、天頂のMCは蟹座で支配星の月は一番MCに近い位置にあります。
月も金星も女性天体ですし、この1年は女性の立場や活躍が目立つとか、楽しいことや日常生活を充実させる癒しなどが注目されるかもしれないですね。
太陽は、金星の近くにあって仕事や健康管理の６ハウス。
金星は魚座２９度で、現実社会よりは自然界や宇宙、虚像をリアルと感じるような意味の度数にありますから、アニメやゲームや映像関係、占いやスピリチュアルなどといった、‟好きや楽しいこと”を仕事にしようとする風潮が強いのかも。
この６ハウスのカスプは魚座で始まっており、決まった形で働くというよりは柔軟な体制での職場みたいな雰囲気ですし、リモートワークやフレキシブルウォーカーは浸透していくでしょう。
MCの支配星の月は９ハウス双子座なので、国民意識は情報・発信に対して向上心が高めな感じです。
ネット媒体のセミナーなどで資格をとったり学んだりすることに気軽に参加して、自分の中にある可能性を模索していく人も増えそうです。
月の近くには双子座１４度のドラゴンヘッド、そして火星がありますし、その時に流行っているニュースやブームに人が惹きつけられやすく、考えに染まりやすいイメージがありますが。
双子座の月・火星を他天体との関係で考えてみますと。
今もそういった傾向は出ていますが、迂闊な発言や行動などで、ちょっとしたことが重大に取り上げられたり、差別問題に発展したり、様々な思想が混じって多方面に拡がりを見せたり…など、思わぬ方向に展開していくことは今後もありそうです。
また、個人の私生活が閉じにくいという感じもあって、ネットなどで発信することでトラブルになることもありそうなので、発信や発言に対しては慎重さが求められます。
6ハウスの魚座海王星と月がスクエアですし、感染症の拡がりや薬物（ワクチン？）による健康被害、詐欺被害なども考えられるかも…？と、ちょっと心配ですが。
基盤の４ハウスには冥王星があって６ハウスの太陽・金星とセクスタイルですから、働き方改革や失業者の雇用再生、復興対策などの取り組みも期待されますが、８ハウスには牡牛座天王星があって土星とスクエア、経済再生による国の借金も増え、不況は続きそうで今年も厳しそうです。
さて、オリンピックはどうなるでしょうね。
火の天体が太陽しかないので、熱気ある雰囲気はあまり感じないのですけどね。
今年は西側に天体が集まっていて、太陽は友好を広める１１ハウスの支配星、MC支配星の月と対人関係の7ハウスの支配星の火星がドラゴンヘッドと共に異国文化関係の９ハウスにあるので、海外のアスリートの人たちを集めるみたいな意味にも読める？…で、実施されるかもしれませんが。
まあ、去年も春分図読みに挑戦してオリンピックはやるのかも？と予想して、ばっちりはずしましたし、具体的に読むほど当たらない私の占い予想ですが…(;´∀｀)
ちなみに去年の春分図を見返してみて、この１年を振り返った時、MC度数の牡羊座１７度『２人のしかめっ面した独身女性』というのは、ぴったりな感じだったなあ…と思いました。
先行きのことや目には見えないこと（コロナ）について、あれこれと議論するという意味の度数でしたので。
その支配星の火星は６ハウスにあって、木星と同じ度数で山羊座２３度『戦争での勇敢さを称える２つの賞』も、まさに６ハウスの医療現場がそんな１年だったかも…と感じました。
ちなみに今年のMCの度数は、蟹座１２度『メッセージを持った赤ん坊をあやす中国人の女』で、自分の内側から生まれてくる直感や可能性を育成する、といったことを意味しています。
何らかの‟メイドインジャパン”の可能性を模索していくのかも？
個人でも自分の中にある種から花を咲かせるべく、新しい春に向けてやってみたいことを考えてみるといいですね！
