牡牛座新月 苫米地さんの本

今朝、木星魚座入りしました。

魚座を支配する海王星と副支配星の木星の両方が魚座にあるということで、魚座感が強くなる感じですね。

魚座海王星木星か~…ということで、私がぱっと思い浮かんだのは『崖の上のポニョ』の‟ポニョのお母さん”のイメージでしたが(笑)

 

さて、一昨日の早朝は牡牛座での新月でした。

 

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これは東京都での新月図ですが、天体が全部左側(東側)にあって1ハウス新月ですから、自分(東京)を押し出してやっていこうとする感じになりますね。

あと、トランスサタニアン天体(土星外天体)が効いている図だなあ…と感じました。

ASC付近に牡牛座天王星、MC付近には山羊座冥王星があります。

どちらも土のエレメントですから、生活や社会での改革や変動といった意味は強く出てくるかと。

新月は、冥王星とトラインで海王星セクスタイル

サビアン度数は牡牛座22度(数え)で、『荒れた水の上を飛ぶ白いハト』

22度は21度で跳躍したものがクールダウンするとか定着していくような意味があります。

平和や希望の象徴のハトが不安定な水(心理)の上を飛んで行く様子は、定着できる大地(安心)を目指して導くとか誘導される…といった意味となるかな。

状況が不安定だからこそ、とにかく繰り返し羽を動かすことで、ゆっくりでも確実に前に進んでいく牡牛座らしさがあるのかなあと感じます。

 

最近の状況に当てはめて考えてみますと、緊急事態宣言の状態と言えるかな…。

魚座海王星ナチュラルハウスの12ハウスにあるので、海王星の影響力は強まります。

12ハウスの魚座海王星は、福祉・奉仕的な意味が強くなりますが、入院や隠遁、目に見えないものからの漠然とした影響や神経過敏となる象意も考えられます。

ASC近くにある天王星水瓶座土星とスクエアなので、どんな人にも同じことを求める理論に基づく社会規律に対して、独立・分離や反発心といった意味にもとれるかな。

木星と金星はスクエアで羽目をはずしたくなるとか満足を求める雰囲気があり、天王星は3ハウスの蟹座火星とセクスタイルなので仲間内での路上飲み、という風にも読める?かも。

冥王星新月海王星とイージーアスペクトですから、状況に順応的な社会の立て直しを目指して権力を強制的に発揮しているような意味は出ているかと。

健康管理の6ハウスの支配星の水星が2ハウスにあって、水瓶座土星とトラインなので、どこでも通用する均一な科学技術力(ワクチン?)や情報を流用することによる能力や収入、という感じになるでしょうか。

 

ところで最近、kindleの読み放題期間が終わるので(笑)本をせっせと読んでいたのですが、苫米地英人さんの著書も何冊か読んだのですよね。

その中で『変性意識』について書かれてある本を読んだのですが、これは魚座海王星)⇒蠍座冥王星)っぽい感じかな…と思ったのですが。

『変性意識』というのは現実世界よりも仮想世界の臨場感を強く感じている状態のことで、まあ特に妖しいことでもなく、映画やアニメ、漫画や小説といった虚構世界に入り込んでいる場合や、過去の記憶や空想に浸っている時も変性意識下にあるということですから。

で、変性意識下にある時に自己催眠的に肯定的なイメージを強く植え付けられれば、イメージが現実になるという引き寄せ力を持つことにもなるし、他者から強い情動を伴うメッセージを植え付けられれば洗脳されることもあるよ、ということで。

変性意識に入るのが得意な人は臨場空間を作ることで相手も変性意識状態にできるので、よくも悪くもその人の意図に相手を誘導していくことが可能、ということなんですね。

強いイメージ力や強烈な感情というのは、見えないながらも自分を支配する浸透力をもつ、というなんだなあ、と。

なんでも肯定的な面もあれば否定的な面もあるわけで、お酒や薬や娯楽とかと同じで、変性意識も使い方次第だよなあ…と思ったわけですが。

とりあえず、本で紹介されていた『逆腹式呼吸』など、緊張を緩め健康によさそうなメソッドを、毎晩のヨガストレッチに取り入れております。 

  

今は、双子座を支配する水星が双子座にあって水星力が活性化しますし、お楽しみの金星も双子座にあり、また魚座感も強いので、情報収集や知識活動、興味があることに感情移入して浸るのにはよい時期ですね。

が、流動的な情報に惑わされていないか?、高揚感を求めすぎて生活や体調が崩れるほどになっていないか?というのは、自分で意識していかないと…ですね。

苫米地さんの本に、『洗脳では、このミーンズ(手法)とエンド(結果)のエンドが問題であって、被験者の望むところと違うエンドがもたらされた時点で洗脳になる。』という記述がありましたが。(メモしたものの、どの本に書かれてあったかはわからない…)

新月のシンボルにあったハトのように、着地したい希望の方向性を見失わずに、地道に進んでいくことが大切かなあ、と。

たくさんの情報や知識を得ることで何が正しいのか?と心がざわつくこともありますが、自分で取捨選択して判断していかなきゃな、と感じた新月でした。

 

ちなみに新月の牡牛座22度のシンボルでは、「ノアの箱舟」が思い浮かびますよね。

新月に関わるMC近くの山羊座冥王星のシンボルが27度『山の巡礼』で、高い場所を目指している意味なのも興味深いです。

 藤城清治展 聖なる光』掲載作品より~

(長崎美術館開館10周年・長崎新聞創刊125周年記念)

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洪水と嵐で流されていくノアの箱舟

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やっと洪水がおさまり、アララト山上に箱舟が停まる

ノアはハトを放ち、ハトはオリーブの葉をくわえて船に戻ってくる…

(ハトは大地を見つけ出した!地上から水は引くという希望)

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