獅子座新月

お盆に入りますが、コロナと天候不良とで、今年も里帰りや旅行を控えている方も多いのではないでしょうか。

(私もですが…残念_(._.)_)

さて、オリンピックが終わった余韻と共に、甲子園で球児たちの熱い戦いが始まりましたね。

オリンピックの閉会式のすぐ後の時間に、獅子座で新月を迎えました。

 

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新月は4ハウスで獅子座の17度。

4ハウスは、所属する国や集団心理を示す場所ですから、オリンピック閉会式での高揚感みたいなものは出ているように思いましたが。

まあこの新月は、12ハウスの牡牛座天王星とスクエアで、10ハウスの水瓶座土星からも抑えられていますから、全然はじけられない感じはありますけどね。

新月度数の17度は、16度で反対作用によるクラッシュを受けたことで、積極的な活路を見出していくような意味があります。

サビアンシンボルは『ベストを着ていない聖歌隊』というもの。

聖歌隊が正装して披露するような状況にはなくとも、自然体で何人かで歌ってみるのでも楽しいよね~…みたいな感じで。

刺激のある創造性や特別なお楽しみ企画がなくても、普段の中での些細なことに楽しいことは見つけられる、という意味となるかな。

同じく獅子座の4ハウスには水星があり、見栄えよりも独自の個性を出すような意味の度数にあります。

この水星が11ハウス水瓶座木星オポジション、9ハウスの山羊座冥王星と11ハウスの魚座海王星とヨッドにあるというのも面白いですね。

オリンピックで言えば、各国の選手たちが高みを目指して成果を出したことへの健闘と、世界平和的な理念が未来にも拡がることを夢見る海王星、を表現しようとする獅子座水星という感じかな。

オリンピックの閉会式をチラッと見ましたが、大道芸人のような方々や、踊り・趣味・スポーツなどを楽しむグループが、それぞれの格好でバラバラに活動しながら「輪」を築いていたのが、新月のシンボルの意味や水星っぽい感じかもなあ~と思えましたが。

 

私的にこの新月図は、オリンピックの閉会式っぽさも感じたのですが、コロナ患者の「入院制限」といった影響も出ているように感じました。

水瓶座が天頂の社会的な場所にあり、水瓶座というのは未来に繋がる全体的な目的のためには、身近な個人的温情を犠牲にするようなクールなところもあるので…。

水瓶座の支配星である天王星は牡牛座で、隠れた場所や入院の意味をもつ12ハウスに入っているので、肉体に変異を及ぼした入院患者、という風にも見えます。

牡牛座天王星水瓶座土星とはスクエアですし、入院する人数を切りつめる「入院制限」という社会規律によって、在宅や国土にある4ハウスの新月(国民や行政)は圧迫感を受けている、という風にも見えるかな…。

入院の12ハウスは牡羊座から始まっており牡羊座の支配星は火星、そして医療を示す6ハウスの天秤座の支配星は金星で、どちらも健康管理や医療を示す乙女座にあって5ハウスに入っています。

乙女座金星は天王星冥王星海王星との関係があるので、医療側としては「入院制限」が常識離れした究極の基準であることも容認しつつ、現状打破のためには異例の医療体制サービスを設けていくしかない…という感じになるのかもな?、とか。 

まあこれは「入院制限」に象意をこじつけて読んでみた…ということで、もっと多彩な星の使い方の読み方もできますよね。

 

12ハウス天王星を活かしてネットでの活動を考えるとか、5ハウスにある火星や金星を意識して、健康づくりや緻密な作業でのモノ作り、何か秘めた技術を磨くことで収入源を創り出すとか…。

新月図では個人天体が全部北側(下)にあるので、あまり目立たないとか水面下での活動になりがちかもしれませんけど。

思うように獅子座パワーを発揮しにくい星まわりにありますが、自己表現をされているスポーツマンや役者さん、アーティストさんなどから刺激をおすそ分けしてもらうのでも、獅子座感はパワーチャージされると思います。

今は、水星・金星・火星が乙女座に入っていますから、何か実務的なお稽古事とかスキルを磨くようなことに挑戦するのもよい時期かと。

出かけられず厳しい状況にありますが、新月のシンボルっぽく逆境の中でも活路を見出すべく、日常の些細なお楽しみを見つけていきたいですね!

 

 

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新月頃から読み始めた松村潔さんの『ボディアストロジー

・・・いやムズいです~\(~o~)/

この本は、占星術・タロット・生命の樹・チャクラ・生理学・スピリチュアルなどがミックスされた本?という感じで、それらの基礎的な知識がないと、とっつき厳しいかも…

占星術の自然サイクルの影響や人体の臓器器官のはたらきは、人間の「自我」という壁で遮断されて直に見えてはこないけれど、その隠されたメッセージを感じるための通路を開いていくにはどうすれば…?という内容が書かれてある?とは思いますが。

こんな本を書いたことがそもそも凄いよなあ…という創作力に対する感嘆(獅子座っぽさ?)で、読み進めておりますね(笑)