前回アップした『北斗宮』の近くにある『日天宮』(福岡県嘉麻市)にも参拝してきましたので、備忘録を。
『日天宮』は、太陽・月・星の天体信仰の痕跡を残す巨岩を祀った神社ということで、以前からすごく気になっていたのですけど、辿り着けるかな?という場所にあるのですよね…。
『日天宮』に向かう道については、Google mapで見てもよくわからなかったのですが、西九開発(西九運輸)という産業廃棄物処理場の敷地内にある、という情報を得たので、そちらをナビに入れて向かいました。
行った日は日曜日で処理場は休みだったようでトラックの出入りはなかったものの、「勝手に一般車が入っていいものなのか?お邪魔します~…」という感じで、のろのろと敷地に入ってみました。
少し走ると、「日天さん」と書かれた道しるべの看板を見つけました!
道しるべはあちこちに立てられていたので順路に従い、だだっ広い砂利山や砂埃の舞う道を走って行くと、駐車場らしい開けた場所に辿り着けました。
道しるべの看板は綺麗で最近立てられたように思われましたし、立ててくれた方に本当に感謝!です。
駐車スペースのすぐ近くに「三本松」があります 松ぼっくりがたくさん落ちていました
すごく丁寧な案内板もありますし、予想外に人の手が入って大事に管理されている神社でした
順路の最初は『月読宮』があり、学問の神様が祀ってあるそうです。
御神体の岩に腰かけたような木がまた凄いです…
御神体の岩には丸い月が彫られているのが見えますね…
次は『星岩宮』で、夫婦・兄弟姉妹和合の神様を祀っているのだそう。
こちらも御神体の岩に星のようなものが彫られているということです
多分、〇で囲ってみた辺りに見えるのがそうだと思うのですが?
こちらも御神体の岩の上に育っていく木々の生命力が凄い!
祀られている岩だけでなく、木々の間にあちこちと巨岩が点在しています。
開けた場所に出て、階段が見えてきました!
ストーンサークルがありましたが…これは人為的ですし何か植えているような気配?
階段の横に『ハライドの神』の祠がありました。
水の神様を祀っているとのこと。
以前は井戸があったそうで、祓井戸ということなのかな?
鳥居には、1826(文政9)年と書かれていました。
鳥居から先が、これまた凄い巨岩が点在する不思議な空間が広がっていました…。
日天宮②へ続きます・・・