牡牛座新月(部分日蝕)・・・宮崎監督を考えていた

GWも終盤ですね!

お天気にも恵まれ、各地でお祭りが再開されたり観光地が賑わいを取り戻したりしているニュースを見ながら、よかったね~と家でのんびりと過ごしている私ですが…(笑)

 

さて、1日は牡牛座で部分日蝕(日本では観られませんでしたが)を伴う新月を迎えました。

 

東京での新月日蝕)図では、地平線にノード軸がぴったりと重なっており、水瓶座土星とはスクエアになっています。

ノード軸は引き寄せを生む場所ですし、水瓶座土星が示す‟普遍的に持続する価値”のために、巻き込まれるような形での‟ご縁”の力がはたらくのかもしれません。

東側がヘッド(未来)で西側がテイル(過去)なので、これまでずっと続けていた対外関係のあり方を見直していくという時期となるでしょうし、水瓶座土星の長期的スパンを取り入れたネットワークづくり、というものを確立していかねば…という雰囲気になるのかも。

ただ不動宮での関係ですから、硬直した関係性に対する動き出せないもどかしさ、という風に出てくるようにも感じます。

 

で、新月は12ハウスで天王星と合になっています。

ちなみに一昨日の5日は立夏で牡牛座天王星に太陽がちょうど重なった日でしたし、牡牛座天王星を意識するような期間(日蝕の影響は半年ほど続くと言われます)ですね。

新月度数は11度(数え)で、11ハウスの火星とはセクスタイル新月に合の天王星は11番目のサインである水瓶座の支配星ですし、何となく天王星や11という数字が示す未来志向とかネットワークといった象意が強調されているような気がするのですよね。

牡牛座11度のサビアンシンボルは『花に水をやる女』

未来に向けて自分なりの豊かさ(感覚的な喜びや趣味やぜいたくなど…)を育てていく、といった意味ですね。

新月は12ハウスの隠れた場所にあって火星との関係も考えると、秘密裏に進めていくとかネットを介した交流とか、寄付や支援、見えないような豊かさにコンタクトしていくような雰囲気がありますが。

そして天王星のある15度は固定サインのピーク度数で牡牛座なので、ビジネスや金儲けや物欲に対するエネルギーは強い位置にあります。

引き寄せのノード軸と魚座にある海王星(金星・木星)も考えると、未来への投資としてのお金の動きは大きい感じですね。

ただ、魚座海王星ですし、夢ばかりふくらんで現実的ではないとか形に残らないようなものへの投資、といった感じにもなるのかも…。

この魚座金星・木星は双子座に入ったばかりの水星、山羊座冥王星と小三角も作ってますし、アニメ・マンガ、ゲーム、アイドル、コスプレなど、何か日本のお家芸的?なエンタメ業は能力を評価されるとかで活気はありそうですけどね。

日蝕図は、天王星冥王星がアングル近くにありますし、去るべき過去を手放し未来への方向性を意識させられるような変動もあるのかもなあ…という風に感じましたが、どんな半年になるのでしょう。

 

さて、私の新月頃と言えば、体力作りのために自転車で近所をサイクリングするとか、まさに新月シンボルの花に水をやる…という感じで鉢物の植え替えなど、‟ありあわせ”のお楽しみで楽しんでおりましたが。

あと、岡田斗司夫さんのジブリ映画について解説したYouTube動画を、このブログを書いた頃からよく観ていたのですがね☟

small-eco.hatenadiary.com

 

日蝕の日である1日に配信された、『魔女の宅急便』についての解説動画も観たのですが、これは牡牛座天王星っぽい話かもな…と思っていたのでした(笑)

ちょっとネタバレになりますが、宮崎監督の「魔法とはすなわち才能である」という言葉や、ハイテクで便利な物が増えてきて『才能』の捉え方が時代の流れで変わったという、この作品の裏テーマ的な話を聴いて感じたことなのですが。

で、ついつい、岡田さんと宮崎監督に興味がわいて2人のチャートも見てしまいました…(笑)

岡田さんは話上手ですし、この方は水星に木星が関わっていそうだな…と考えていたのですが、蟹座水星と天秤座木星のスクエアでしたね。

木星は射手座土星とのセクスタイルもありますし、教養の高い客観的な視点での解説を馴染みのあるスタイルで話も拡がりを見せていく…という雰囲気が出ていたチャートだったかな。

 

そして宮崎監督は、なんと今回のノード軸の度数(牡牛座23度)に天王星がありました。

火と土のエレメントばかり…といったチャートで、抽象的な火の上昇と現実的な土の着地を行ったり来たりと繰り返すようなイメージでしたが。

天王星度数の23度も、‟跳躍と着地を遊ぶ”といった意味をもつ度数なのも面白いです。

牡牛座23度のサビアンシンボルは『宝石店』で、‟古い過去からの資質を現代的に活かした形に結晶化させる”といった意味があります。

神話や文明などを含んだテーマをアレンジして、アニメという現代的な形にして結晶化させている!という感じですかね。

生まれ時間はわからないですが、早朝までの早い時間に生まれていれば火星は蠍座の最終度数かもしれないですし、私的にはそっちの方がイメージあるような気もしました。

蠍座の最後は時代遅れになったものとか過去の執着などからなかなか抜けられずに自嘲しているような意味がありますし、早い時間だと月がノード軸に乗るので大衆人気性は強く出るだろうな、と。

まあこれは、私がイメージした宮崎駿像から思った、ということですけど。

牡牛座には忍耐と発展の木星土星の合もあって山羊座の水星とトラインですし、そもそも太陽は山羊座の方ですから、芸術的で際立った五感能力がありますし積み重ねの努力で成果をきちんと出していく才能あふれる方ですね。

 

岡田さんの、キキがデッキブラシで飛び立ってトンボを助けるシーンの解説では、宮崎監督が裏側に秘めたと思われる‟才能”の捉え方についての話をされていて、その深読みにはなるほど~!とすごく感心したのですが、またちょっと違うのかもな?という気もしてきました。

宮崎監督は獅子座冥王星世代ですし、内側から湧き出るエネルギーを燃焼させて自ら輝く、ということを根底の意志にもっている方だと思うので。

宮崎監督の冥王星は獅子座初期にあって傍にキロンもありますし、作画能力である牡牛座木星土星との関係があるのも、深層にあるダークな部分の創造意志をセリフではなく絵でカモフラージュしながら表現する、というところなんだろうなあ…と感じましたね。

 

お2人の間には相手を鏡とする間柄であるオポジションが3つできますし、特に岡田さんの金星に宮崎監督の火星の関係というのが宮崎愛として働いているのかもな…。

岡田さんが高畑監督と宮崎監督の関係性を『魔女の宅急便』に重ねたのも素敵な解釈だな~と感動しましたし、たくさんの資料を読み込んで積み重ねて発展させていく(木星土星)、やはり努力の方だろうなと思います。

昨日の金ローは『崖の上のポニョ』でしたし(録画してます)、解説聴いてからじっくり観ると、また違う発見がありそうですね!

 

GW期間の8日まで、この動画は無料配信されているようです

 

www.youtube.com

 

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