蠍座満月(半影月食)

GWも終わりましたね。

後半は雨天の連休となりましたし、予定を急きょ変更した方もいるでしょう。

5日の午後に起きた能登半島の大地震も不安定な状況が続き、天候で思うように動けないというのも厳しく…。

天変地異などの災害に対して、人は折り合いをつけて思考や感情をコントロールしながら状況を捉えていくしかないのだろうな…と考えさせられます。

 

地震の起きた半日後、5月6日2:34頃に蠍座で満月でした。

これは『半影月食』でもあり、その数時間後には『立夏』という日だったのですよね。

 

 

満月(月食)図に地震の兆候は出ていたのか?と、チャートを見てみましたが。

地震というと、まずは地盤となる4ハウスを見るのかな?と思いますが、ICに金星がぴったりと乗っているのが印象的ですが、基本的に金星には地震と結びつくような象意を私は思いつかないです。

逆行中の金星(明けの明星付近)では、「冥界下り」としての金星の裏的な象意が出てくると学びましたが、今は金星は順行ですし。

ただ、東の押し出しのASCには魚座終わりの海王星が重なり、双子座金星とのスクエアの関係があります。

魚座と双子座は柔軟サインなので、不安定さとか揺れ動きが強くなる、物事が決まりにくい、といった意味が出てくる組み合わせとなります。

海王星アスペクトも多いですし満月図は海王星感が強く、受容的・夢想的というか制限のタガが外れるような印象は受けましたがね。

金星は木星との関係もあるので、金星の意味する”金銭やお楽しみ・女性性的なこと”に対して現実感のなさや膨らみ過ぎが出てくるので、一般的な生活では満足しにくく、これまでのありかたを終えて新しい出発に夢を抱くものの、時に期待を裏切られる、みたいな意味として出てくるのかなあ…と。

コロナの制限が緩くなったGWで、お楽しみや経済効果への期待に対しての裏切られ感、としては当てはまる部分もあったのかも。

 

満月軸は2ー8ハウスで、ハウスの意味がサインに重複する配置となっています。

2ハウスは先天的な資質や能力・金銭・物欲などを意味するのに対して、8ハウスは相手側の持ち物や財産、もらうとか継承すること、税金・借金などの意味があります。

2ハウスには水星・太陽・天王星があって、水星は土星との関わりがありますから伝統的で確かな技術や方法、質感や素材などの五感にこだわった物などを流通させていくことに対して、新たな改良を加えることで収入に繋げていける、という感じはあるかと。

天王星は5ハウスの蟹座火星との関係もあるので、不動産投資なども考えられる配置かな。

満月軸の度数は15度(数え)ですし、固定サインのピーク度数というのも外への押し出し力が強いですし、経済効果もすごく高そうに感じますが、GWは全体的にどうだったのでしょう。

 

そして、8ハウスの蠍座の月というと、気に入った人に感情的にのめり込むとか、おせっかいを焼くとか、深く介入してくる母親像などの意味が出てきますが。

蟹座に火星があるのも蠍座月と似た雰囲気を感じますし、火星は海王星との関係もありますから、対象に対して理想とするイメージの押し付け感も強そうです。

愛着を注いで尽くした相手に対して自分への情も期待するので、それが得られない場合は関わる相手に対して不満やストレスを抱えやすいという事象(ストーカー的な事件)なども気になるかな。

自分に備わっている性質や能力を相手に肩代わりさせていたことに気づくとか、相手側にがんばって合わせていたけど本来の自分の在り方を再発見した…みたいな象意も考えられる配置かも。

まあこれは個人のチャートを見る時に考えられることで、国の動向を見る時にはどうなるのでしょう。

相手国に感情的に肩入れすることで、自国が持っていた深いところに埋め込まれた可能性に気づく…みたいな感じになるのでしょうかね。

私は月食図からは『地震』という印象は感じませんでしたが、『持ち前の資質が枯渇するとか奪われることで、潜在的に眠っていた新たな資源を発掘していく…』みたいな意味はあるのかもなあ、と思ったのですが。

ま、私が今回のチャートを見た時に最初に感じたのは、今季のドラマの雰囲気が出てるかも?(不倫ものやドラキュラとか異世界系など…)という印象だったのですがね。

 

月食の影響は半年ほど続くということですし、半年前の日食(2022年10月25日)の影響を回収する時…という見方もします。

私は、すごくわかりやすく回収できた物がありました!

半年前の日食の頃、姉の誕生日プレゼントを探していたのですけどね。

姉がリクエストしたのは小石原焼きのマグカップで、ネット画像で見つけて実際に見てみたい!ということで一緒に出かけたのですが、残念なことに在庫切れだったのです。

次にいつ作るかはまだわからないです…ということでして。

まあマグは残念だったのですが、他に気に入った小石原焼きの器をプレゼントできましたし、とても喜んでもらえたのですけどね。

で、GWに大分県へ出かけて帰りに小石原の陶器市に寄ってみたのですが、そのマグカップを見つけてゲットできたのですよ~!

 

蔵人窯さんのマグカップです

アウトレットコーナーに置かれていましたが、どこがB級なんですか?っていう品々です…

アウトレット価格から更に全商品20%引きということで、これは器が好きな人は陶器市に出かけるわな…。

まあ陶器市は渋滞必至ですし、お店を出る時にも渋滞が始まっていましたが、今回は1軒の買い物で満足したので他にも寄らず、南から北方向への移動でスムーズに動けましたから行けて本当によかったです。

 

月食では、半年前がどんなだったかを振り返ってみるのも面白いかもしれませんね。

ちなみに今回の月食後すぐに立夏でもありますし、私は立春の時に考えていたことにも少し動きがあって面白く感じているところです…。