蟹座満月の影響?…リリスを考える

しばらく体調をくずしておりました。

7日は蟹座で満月だったのですが、その頃からずっとお腹が痛くてですね…。

じっとしていると特にないのですが、立ちまわるとか動くと下腹に痛みが走るのです。

あまり動かずに過ごしていたのと不安感もあって、また眠れなくなってしまい、身体的には悪循環でした。

痛いところも日によって変わるし、胸も張るは時に吐き気もあるはで、これは多分女性ホルモン系の不調だろうなあと思い、色々と検索するも、余計に不安になるような情報しか得られなかったのですけどね。

病院に行って調べてもらうのが確実なのはわかっているのですけど、コロナ渦でもあるし産婦人科というのも、足が重く…。

ただ、なんとなく18日になったらよくなるような気がして、よくならなかった時は覚悟して病院に行こう!と、自分の中で決めていたのでした。

で、桂枝茯苓丸という漢方を飲んで冷えとり生活を強化していたら症状も軽減してきて、よくなった感じなのです~!…よかった~\(~o~)/

痛みがひいてきたのは昨日からなのですが、まあ不眠症状はあるものの、下腹の痛みもなくなり、本日18日は掃除で動きまわれるのが嬉しかった。

まあ年末年始の疲れからの更年期症状がドカンと出たのかと思いますし、今後不調な兆候がまた出てきたら病院に行ってみなきゃな…とは思っておりますが。

 

で、なぜ18日までか?というと、私が流産の手術をした日にちでして。

腹痛が起きる前、満月前の6日に妙な夢を見たのと、満月後の連休に水子のお寺参りに行ってから腹痛が始まったというのが何となくひっかかっていたので、18日には治る…という暗示を自分にかけてみた、ということなのですがね。

で、どんな夢をみたかといいますと・・・

私はどこかの施設にいて、大きな地震が起きて地面が地割れして盛り上がっているのを、2階の窓から眺めて逃げなくちゃ…と思っています。

私の傍らには相棒がいて一緒に逃げようとしているのですが、それは旦那のようでいて女性のようでいて性別もよくわからず、とにかく黒い人影でした。

そこに『ヤッターマン』に出てくるドロンジョのような黒いピチピチの服を着た化粧の濃い女性が2人の男性エージェントを連れて現れ、隠れているものを捜しに来たと言うのです。

私たちはその隠れたもの(神様みたいな人)をエージェントたちより先に捜しださなければ…と階段を駆け上がると、そこは中東の雑踏のような風景になりまして。

雑踏をかきわけて進むと、ほおかぶりをした女性がカンガルーの赤ちゃんを人工的に育てる時の布袋のようなものを首からぶら下げているのを見つけ、あれが神様だ!と、私の相棒の影が気づいたのです。

女性に声をかけると、その‟神様みたいな人”を見せてくれたのですが、その姿は胴体がなく顔だけの存在で、金髪の愛らしい少女の顔でした。

その金髪の少女は小箱を私に渡し、その中に自分の大切な仲間がいるのだと言うので開けてみると、小さなアヌビスのような猫の人形が入っていて、「冷凍保存していたので解凍してください」と言われ、猫の人形を外に出した途端に猫がどんどん大きくなっていき…

というところで、目が覚めてしまいました(笑)

もうちょっと、夢の中で冒険してみたかったのですけどね~。

で、この夢は自分の中にある『リリス』っぽかったかもなあ~と思いつきまして。

 

年末ぐらいから『トランスサタニアン占星術~松村潔著~』を読んでおりまして、その中に『リリス』についての説明があるのですよね。

で、リリスが気になってネットで検索して調べたり自分のチャートをぐるぐる動かして振り返ってみたりしていたのですが。

ちなみに西洋占星術でのリリスと呼ばれるポイントは、小惑星や感受点とでいくつかあるのですが、この『トランスサタニアン占星術』で書かれてあるリリスブラックムーンリリスについてです。

そしてブラックムーンリリスの出し方も2つありまして、感受点なので動きが大きくぶれて順行と逆行を繰り返すということで、トゥルーは真位置でミーンは平均値を示します。

私はトゥルー値を採用しておりますが、『月星座占星術入門~松村潔著~』にもリリスの記載があって、巻末のリリス値がトゥルーでの範囲で書かれていたので、そちらに習いました。

『トランスサタニアン占星術』ではリリスのサイン別・ハウス別の説明が、『月星座占星術入門』では、リリスのサイン別の説明が載っています

 

4つの『リリス』について ( )はAstrodienstで調べる時の入力番号

小惑星リリス Lilit(1181)

②ダークムーンリリス walde (h58)

③トゥルーブラックムーンリリス  Lil(o) (h13)

④ミーンブラックムーンリリス  Lil(i)(h21)

 

ブラックムーンリリスについては、松村氏の月星座の本での説明がわかりやすいかと思いますので、抜粋しますと…

リリスとは実際に存在している天体のことではありません。月が地球のまわりを反転する軌道上で、地球から最も離れている「遠地点」のことです。・・・中略

この天体ではない月の遠地点を、西洋占星術ではリリスと呼び、マイナーではありますが、その人の現実化されない欲望や夢の象徴として読み解く際に利用するのです。

太陽の力は月を介して地球に届けられるとしたとき、月が地球から最も遠くにいるこの遠地点からでは、太陽の力は地球に届かないまま、月に残ってしまうと考えるわけです。つまり、月という気のレベル、エーテル体のレベルには存在するのだけれど、地球上には存在しないので決して実現されないもの~要するに永遠に欲望や夢であり続けるものというわけです。

リリスという名はバビロニアの神話に起源があります。バビロニアではリリスは創造神でしたが、キリスト教では魔女のような扱いをうけるようになりました。そのように、リリスについては時代ごとに評価が異なります。それはおそらく、リリスが決して現実化しない欲求や、いわば社会的に公認されない欲望などを表してきたからではないでしょうか。

占星術上でリリスが象徴する欲望は、決して現世では物質化・現実化しません。物質化・現実化したらそれはリリスではありません。つまりそれは形にならない欲求で、いわば別次元でモヤモヤ動いているものです。また、形にならないということは、一方で気のエネルギーである生命力を刺激し、強める働きもします。

リリスは中空に浮かんだ妄想、地上には肉化しない裏側に隠れたもので、それはイマジネーションやビジョンにも関わる、ということですね。

 

実は私が流産した時は、ちょうどリリス回帰だったのです。

特にその時期は私のチャートでは惑星間での複合アスペクトが多重にできていましたし、リリスだけで流産と結びつけて考えることはないですが、そういう兆候は出やすかったということでしょう。

現在の私のチャートではトランシットのリリスも進行のリリスも2ハウスにあって、ネイタル月や進行の月とアスペクトを作るんですよね。

2ハウスは肉体・物質的なことを考える部屋ですし、そういった実現化されない欲望や夢、疑似体験として出てきた?、ということかもなあ…とか考えてみたのですが。

そういえば、年末ジャンボをクリスマスプレゼントにもらったのですが、儚くも夢として消えていきましたね…(笑)

『トランスサタニアン占星術』では、2ハウスのリリスのところで『リリスは地上生活に協力的でないので、予言とか占いの能力には使いにくいです。なぜなら占いはたいていの場合、地上生活に役立てるためのアドバイスを強いられるからです』と書かれてあって、まさにこのリリスについてのブログ記事もふわふわと浮ついた内容ですけど。

自分の中に潜むリリスについて、思いめぐらしてみるのも面白いと思いますよ!

 

7日の蟹座満月では、リリス冥王星オポジションだったのですよね

私のチャートではこのオポジションと関係を作りましたから、影響も強かったのかも?