今朝、部分月蝕となる山羊座での満月を迎えました。
月蝕は、太陽と地球と月が重なって並びますね。
満月のサビアンシンボルは、山羊座２５度 「東洋の敷物を扱う商人」
反対側の太陽が、蟹座２５度 「右肩越しに突然投げられた黒い影または外套」
『完全マスター西洋占星術Ⅱ』～松村潔著～によりますと、「山羊座２５度」は…
サインが完成するのは２５度です。ここではサインが自立的に、自分の不足を自分で補い、いつまでも安定して継続できるような性質を身につけます。
集団社会を表わす蟹座や山羊座では集団的な文化が腐らず、保守的になりすぎず、硬直せず、滅びず、続くために必要なことをしていきます。
どのような文化も、よその文化からの影響を新鮮な食糧として取り入れ、新陳代謝します。
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蟹座の２５度も帰国子女のような傾向があり、よその国や地域にある考え方を学習して、それを持ち帰り、文化に影響を及ぼします。
ということで。
山羊座と蟹座の２５度の共通点は、 新しいものを取り入れていくことで、集団社会での文化の新陳代謝をはかっていく、ということですね。
で、同書で、『〈蟹座〉と〈山羊座〉１８０度』のところを読んでみますと…
山羊座は硬い輪郭を見ます。蟹座は内的な実感を通じて認識します。
１８０度が互いをターゲットにするという点では、お互いの情報がフィードバックされるので、ローカルな立場とその愛着ということが強化されていきます。
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蟹座と山羊座は、集団的な常識とか定説、当たり前のことを作り出します。ですが蟹座や山羊座は集団的なものを意味するにすぎず、そこに正統性があるわけでなく、たんに集団原理として決まったものを正しいとするというにすぎません。
例えば、多数決で決まった異常な考え方というのも、世の中には存在します。それを「集団的主観性」といいます。
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蟹座と山羊座は多数決的な考え方になるので、集団原理を重視し、多くの人に認められることをよいことだと考えます。
今は特に、蟹座の天体と山羊座の天体のテンションが強い星配置になっています。
さらに山羊座には、“破壊と再生”の冥王星が鎮座していますから影響は強いです。
多くの人たちに認められ、長年続いてきた社会組織が崩れて再生する時期にあるということも考えられますね。
最近のニュースで言えば、かんぽ保険、よしもと、ジャニーズ、など大衆的な支持を築いてきた集団組織に異変が起こっているというのも、あてはまるのかな。
私個人の最近で言えば、父が病気になり、叔父が亡くなり…で、親戚関係で集まる機会が増えました。
私の場合は、蟹座がＡＳＣで山羊座が６～７ハウスになりますから、健康や寿命、そして家族の柱的存在である対人関係の変動を通じて、自分自身の立ち位置を考えるきっかけになってる感じかな。
今回の満月では、月の近くに冥王星があります。
なので、息苦しさもあれば、深い情感もありということなので、きつさの中から再生のビジョンを見つけられる時、ともなりうるでしょうね。
自分の中に長年積み重ねてきた、当たり前だった感情パターンを少しずつ断捨離しながら、新しい別の角度からの視点を取り入れて、新陳代謝をはかっていきましょう！
昨日引いた「和尚禅タロット」のカード
水の５「CLINGING TO THE PAST（過去への執着）」
過去は去ってしまったのだという事実、過去を取り戻そうとすると、古い青写真に引っかかって確実に身動きできなくなってしまうという事実を認めるときです。
