雪で『天気の子』のメッセージを考える

2021年がスタートしました。

里帰りしない正月は初めてでしたし、せっかくなので参ったことがない地域の神社に正月期間を避けて三社参りしました。

とても小さな山の中や田舎の神社に参ったので、人混みより猪とかに会わないか心配でしたが。

30円!のおみくじを引いたら、10年ぶりぐらいに大吉が出て、小さな幸せ感(^^♪

 

お初と言えば、一昨日からは私の住む地域でも雪がすごく降りまして、こんなに積もった雪を見たのは、(九州では)初めてかも。

洗濯物は干せないし買い物にも行けないしで困ったなあ…ですが、あり合わせ食材をあれこれと工夫して料理すれば何やら達成感もありますね。

 

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朝は10cmくらいでしたが、夕方には20cmくらい(プランターの高さは30cmくらいです)積もっていました!

 

さて、正月に放送されたアニメ映画『天気の子』の録画を昨日見たのですが。

風景描写が圧倒的に美しい映画でしたが、実のところどういうことを伝えたかったのか、監督の意図していたことがよくつかめなかったのですよね。

異常気象について考えさせるような映画かな?と思っていましたが、まあそういう側面もきっとあるのでしょうが、そういうわけでもないようで。

周囲に壁をつくった少年の、スピリチュアルな要素を含んだ家出冒険物語…という印象だったかな。

私的にはストーリーのテンポもサラリと流れていったという風で、登場人物の葛藤もあまり感じることなく、最後も都合よく終わっていったような感じで…。

で、ネットで調べてこちらの記事を読んでみて、やっとそういうことなのか…と。

 

『天気の子』新海誠監督単独インタビュー 「僕たちの心は空につながっている」 - ウェザーニュース

ちょうど前作『君の名は。』が上映された2016年の暑かった夏あたりから、「これからは、天気は楽しむだけのものではなくなってしまうだろう」と、不安や怖さを実感したのを覚えています。『天気の子』では、そういう今まさに激しく変化している気象現象を、どうやってエンタテイメントの形の中で扱うことができるだろうと考えました。

そんな世界をつくってしまった僕たち大人には間違いなく責任の一端がある。でも気象という現象はあまりに大きすぎて、個人としてはどうしても不安感や無力感に右往左往するだけになってしまう。でも、これからの人生を生きていく若い世代の人たちまで、大人の抱える憂鬱を引き受ける必要はないと思うんです。

異常気象が常態化している世界で生きていく世代には、それを軽やかに乗り越えて向こう側に行ってほしい。帆高と陽菜のように、力強く走り抜けて行ってほしいという思いを伝えたかったんです。

 

閉塞した中にあっても、若者にはキラキラした疾走感を失ってほしくない…というイメージを描きたかったんだろうな。 

このインタビューの内容からも水瓶座っぽさを感じたのですが、新海監督のホロスコープも見てみたところ、やはり水瓶座太陽(太陽は天秤座天王星とトライン)でしたし、風エレメントが強い方でしたね。

映画の中でも、主人公が光を求めて東京に出る、社会常識との衝突、という感じは水瓶座的でしたし。

人に喜んでもらえることで自分の存在価値を感じる、というところは、天秤座の冥王星天王星かもな?とか、つい考えましたが。

 

で、今日、雪が降り積もる外を眺めながら「あり合わせ食材で何を作れるかなあ…」とか考えていて、ふと思いついたのですよね。

ああ、こういうことなのかもなあ、と。

天気や周囲の環境に左右されるとしても、どのように向き合うかは個人が工夫・選択していけよ、という感じかな~と…(笑)

コロナや自然現象に翻弄される時代に必要な力、ですよね。

 

まあ結局、夕飯のメニューについて冷蔵庫の中を見ながらウ~ン…と考えていたら、旦那が今夜は気晴らしに俺が作っちゃる!と作ってくれたのですが。

‟困ってる感”をさりげなくアピールすることで、周囲を(自発的に)動かす力、も適宜使っていくべきですね(笑)

 

旦那が作ってくれた食事・・・なかなか工夫されていて美味しかった!

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(左)セロリ・冷凍ミックスベジタブル・みかん・レーズンをバルサミコ酢・クミン・オリーブオイルなどであえたサラダ+ポテトチップスをトッピング

(右)昨日の残りカレーにトマトホール缶やハーブなどを追加したスパイシースープ

これに、冷凍していたガーリックフランスパン、チーズ、ワインでいただきました。