神韻芸術団の公演を観てきました

先日、母と「神韻(シェンユン)」の博多講演を観に行ってきました。

神韻についての前知識もなく、中国雑技団みたいな感じのアクロバティックな演舞なのかなぁと思っておりましたが…。

 

jp.shenyun.com

 

中国の古典民族舞踊を身体能力の高い技術で軽やかに群舞し、色彩鮮やかな衣装やCGを使った舞台演出、二胡やソプラノ歌手のソリストに生オーケストラ演奏などの音楽効果もあって、大変見ごたえのある楽しい時間を過ごせました。

ただ、劇の内容によっては宗教色が濃いなあ…という感じも受けたのですよねえ。

神韻のHPを調べてみますと、「法輪功」という宗教の教えを母体としている団体であることがわかりました。(神韻のHPに公表されていました)

 

神韻芸術団はニューヨークを拠点として活動しており、高い技能をもつ団員を多数抱えた世界各国を同時公演できる芸術集団、のようです。

ですが、華人によって作られた芸術団体にも関わらず、中国大陸では公演することができないらしいです。

中国共産党無神論をうたう政権であり、プロパガンダ的な神韻は公演を妨害されている、ということで。

劇中でも、信者が逮捕され迫害を受けるような演目もありましたし。

中国以外の国では容認されても、中国本土では撥ねられる、というのは、限定された特定の場所での活動を示す山羊座と、それに反発したアンチな横つながり活動の水瓶座、の関係性みたいだな?とか、ぼんやり思いましたが。

とにかく、公演自体は大変素晴らしかったし、久しぶりに母と一緒に出かけられたしで、よい時間を過ごせました。

 

さて、現在の太陽は水瓶座に入っております。

一昨日25日の早朝は、新月で旧暦での正月。

紫微斗数では、新しい1年のスタートを迎えましたね。

 

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新月サビアン度数は、またも“冒険と刺激”の5度でした。

水瓶座5度のシンボルは「先祖の委員会」

個の背後には先祖や守護霊など見守ってくれる存在がいて、直接の関係はなくとも様々なネットワークに支えられている、という意味ですね。

冒険度数なので、それらの見えない意識体系に支えられた個人の思想を拡げていくチャレンジをしていきましょう、という意味になりますか。

 

この新月アスペクトは、牡牛座3度の天王星とスクエアがあるだけ。

3度は創造性の度数で牡牛座なので、先天的な資質を開花させていく意味のシンボル度数ではありますが、天王星なので変革的な意味が出てきますか。

牡牛座の天王星的には、先天的な物質的資産に新しい風を取り入れたいとか、既存の物に同化せずに独創性をもちたい、みたいな感じかな。

水瓶座天体と天王星とのスクエアなので、独立とか反発とか突然変異とか手放し、というようなキーワードが思い浮かびますが。

バックボーンにあった支えや横つながりのネットワークなどに見守られていることに気づくことで、意識的な自立を目指せるのかもしれませんね。

 

で、新月ホロスコープ図では、もう一つスクエアができていて、魚座海王星と金星の合に対して、射手座の火星が90度。

海王星と金星には山羊座木星が60度、火星には水瓶座水星が60度。

これらのアスペクトでは、今話題になっております芸能人の不倫騒動が表れているような気もしましたが。

性愛ファンタジー(不倫)が公にされたこと、に対する倫理的な風評…かな。

 

で、私の中では今回の新月図って、なんとなく神韻芸術団っぽいなあ~と感じたのですよね。

古典的な踊りに新しい技術を取り入れ(牡牛座天王星)、先人たちの伝統を受け継ぎ、祖国中国から離散して公演する芸術団体(水瓶座新月)。

神秘的な芸術性に伝統文化を重ね(魚座金星・海王星山羊座木星)、精神的な教えの元で心身を精進しながら世界各地で上演して思想を広めている(射手座火星と水瓶座水星)。

みたいな感じで…(´ー`)

 

 

まついなつきさんが、21日にご逝去されたというニュースを読みました。

もう、まついさんの新刊が読めないのは残念です…。

ご冥福をお祈り申し上げます。 

 

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 まついなつきさんの『しあわせ占星術

昨年末には、巻末の惑星運行表が新しくなった「新版」が発行されています。

とても面白くて読みやすいので、パラっと読み出すとつい全部読んでまうのですよね。

 自分のホロスコープを楽しくイメージしやすいと思いますよ!