炊飯器で発酵あんこ作り

我が家は昨年から、ご飯は土鍋で炊いています。

15年以上使っていた古い炊飯器は使わなくなったので捨ててしまおうと思いつつ、旦那がまだ使うかもしれないし取っておいたら?と言うので、とりあえず捨てずにおりました。

が、やっぱり邪魔になるし…で、年末の断捨離で捨ててしまおうと思っていた矢先。

晦日の大掃除中に旦那が土鍋の蓋を割る、という事をやらかしまして。

彼は冷蔵庫の裏を掃除しようと冷蔵庫を動かし、近くの棚に置いていた土鍋の蓋が落ちたのですね…。

どうして周りを確認してから動かさないのか?…それも冷蔵庫の裏側とか…まず自分の仕事机回りの片付けをすればいいのに~…ムキー(; ・`д・´)となりましたが…

まあ壊れてしまった物はしかたない…ということで。

「捨てなくてよかった…」と、炊飯器が再び陽の目を浴びることになったのです。

まあ、別売りの土鍋蓋を見つけて購入できたので、土鍋炊飯は復活したのですがね。

で、こうなったら炊飯器を捨てずに、工夫して使う方向で考えてみようと思い直しまして。

 

炊飯器を使ったレシピなども調べて挑戦してみましたが、一番捨てなくてよかった~!と、はまって作っているのが発酵あんこ。

旦那はあんこが大好物ですし、砂糖不使用なので甘いものがあまり得意でない私にも、素朴な甘さと豆の食感がとても美味しいあんこができあがります。 

作り方はネットにも色々出ていますので、自分の好みの分量や方法を探してみるとよいかと思いますが。

 

私の作り方としては、材料は、小豆250gと米麹200g、水700ccに塩少々。

圧力鍋で小豆を加圧し、指で押さえたら皮がむけるくらいの触感になるほどの柔らかさにしてから、炊飯器にそのまま湯がいた水ごと小豆を移します(水量はヒタヒタに)。

灰汁抜きはしなくても私は気になりませんが、人様にあげる場合は1度小豆を5分ほど湯がいてザルにあげ、水を変えて圧力鍋にかけるようにしています。

小豆を炊飯器に移して温度計で計り60度に下がったら、米麹をほぐしながら入れて混ぜます。

炊飯器の蓋をせずに濡れ布巾をかけて保温し(乾いたら布巾は濡らす)、2~3時間毎にしゃもじでザクザク混ぜます。

8~時間ぐらい保温して、塩を入れて味見をしていい感じになったら、できあがりです。

小豆が固くて皮がかぶったままだと発酵の甘さがあまり出ないような気がしますし、皮を破りつつ豆の食感は残したいので、その加減を試行錯誤しているところです。

冷蔵庫に入れて1週間ほどで食べてしまうといいですが、冷凍して食べる時に冷蔵に戻しても美味しくいただけますよ。

 

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酒粕バター(ショートニング使用)+発酵あんこを乗せたトーストで乳酸菌アップ!

小豆は栄養豊富で、その皮にはアンチエイジング効果のポリフェノールがたくさん含まれています。

他にも、コレステロールを下げる効果のサポニン、糖質をエネルギーに変えるビタミンB1、貧血予防の鉄分、カリウムや食物繊維などが含まれておりますよ。

また小豆は利尿作用があるので、むくみの解消やデトックス効果はあるのですが、乾燥しがちなタイプはあまり摂りすぎにも注意した方がいいかも?ですね。