木星・海王星が魚座24度で合…でグダグダ考えていたこと

昨晩、木星海王星魚座24度(数え)で、ぴったりと重なりました!

私の中で、魚座木星海王星って、ジブリの『崖の上のポニョ』の「グランマンマーレ」みたいなイメージなんですがね(笑)

で、「グランマンマーレ」を検索して見つけた、こちらの岡田斗司夫さんの記事が面白かった!

note.com

グランマンマーレの正体には、びっくり!( ゚Д゚)でした

まさに、魚座海王星)っぽい‟異なるものを結び付けて一体化する結合力”じゃね?…と思いました(笑)

 

占星術での、木星海王星が合となった魚座24度のサビアンシンボルは、『人の住んでいる島』というもの。

陸続きの土地からは隔離した島で、海や木々や生息する生き物に囲まれ、自然の恩恵や脅威と共に生活する、というイメージで。

自然との共生共存を目指すとか、島を地球に置き換えれば大いなるもの(宇宙)の一部であるという思いで生きる、というような意味をもつ度数です。

 

そういえば先々週の日曜日だったか、お昼のラジオ番組の中で、小山薫堂さんが話していたことがちょっと心に残っていたのですがね。

車を運転中で前後の話の内容もちゃんと聴いていなくて、「ラジコ」で検索しても既に配信終了で、かなり曖昧な記憶なのですが。

確か、「nature」を日本語に訳すのに「自然」とするけど、「nature」には生物としての人も入っているのに、「自然」というのは人に対してのものであって、人の外に「自然」があると捉えている…みたいなことを話していたのですよね。

そうだよな~…自然を楽しんでいる段階で自然は自分と同一ではなく外にあるよなあ…なんて思いながら、運転していたのですけど。

で、魚座24度のサビアンシンボルを見て、日本も島国だけど、日本国が築いてきた価値観としての「自然」に一体化しているということなのかもな~…とか考えておりましたが。

もしかすると、こちらの本『翻訳の思想「自然」とNATURE~柳父章~』の話をしていたのかも? 

図書館で探してみよう!

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そして連想的に思い出したのが、松村潔氏の著書『占星術研究会』に書いてあったことで。

(記述内容をはしおって、私のメモ書き的に書いております)

占星術とは、天体の動きと並行して変化していく、自然な生体リズムを読み取る技術

この生命サイクルと自我生活を混同してはいけない

「自我」は、こうした自然な生命サイクルを遮断して、人間を自然から守る目的で構築された「砦」である

自然に影響を受けないことにこそ、その本領がある

占星術は自我の選択には関与できないが、その裏にある本質的な生体リズムについては推理できる

この自然な生体リズムと敵対することなく、自我生活を運営していく方法を模索する・・・

 

最近、占いってなんだろうな?と考えていたのですよね。

コロナや戦争で世界が混沌としていて、こういうことが起こることや今後の展開を占いで予言した占い師さんはいるのかな?とか。

占いの勉強をしている私でも思うので、占いを疑問に思う人たちにとっては、やっぱり占いで未来は予想できない!となるだろうし、実際そうなんだよな…と。

占星術ホロスコープを見て、天体同士の関わりで何かが起こりそうだ、というのはわかっても、じゃあそれは何ですか?というのを具体的に当てるのは…ちょっと無理かな。(きっと特殊な能力とかで、できる人もいるのかも?ですが)

ならば、人を占うって、どういうことなんだろうな…と。

 

以前、私が友人を占ってあげた時、本人は出会いを求めていたので、トランシットの火星が3ハウスにきてN月に乗る(N金星・火星とも角度をとる)時期に、身近な場所で何か出会いがあるかもよ~♡と言ったのですけどね。

実際の結果としては、資格取得のために試験勉強を猛烈に頑張っていた…ということで、まあそれも天体の象意として、ありだよなあ~と。

星の抽象性を具体的な行動として意識化していくことが、星読みの醍醐味なんだと思いますが、まあ全然違う形で具現化しちゃうことも多いですよね。

で、そういう‟自然リズムの中での人間の小さな自我生活”というのを感じられる面白さが、占星術にはあると思うのですね。

とりあえず、私が知人を占う時は、占いのエンタメ性によって気分をまぎらわすとか運のせいにしてあきらめてもらう(笑)という効果はあるかな…とは思っています!

 

さて、魚座はこれまでの12サインを循環していく過程で持っていた、こだわりや差異などを溶かして浄化しようとする、生まれ変わる前の最後のサインとなります。

なので、今まで隠れていて見えなかったものや社会的にはまずいことも、表面化されやすいのです。

魚座は物質的な動きは控えめでも、内面にある実質のないようなものが拡がっていく、ということでネット社会にもたとえられますね。

木星海王星魚座のルーラーなので、魚座感を拡げていく力も強く作用する時期ですし、今はお楽しみの金星も魚座入りしました。

こういうのが魚座っぽい象意ですが…☟

ネット・芸術・アニメ・音楽・ダンス・映像・写真・ゲーム・ミュージカル・‟推し”にはまる・お酒・嗜好品・薬品・ドラッグ・ウォータースポーツ・水に関わる場所・動物・自然・辺境・ファンタジー・占い・セラピー・スピリチュアル・アロマ・オーラソーマ・ヒプノ・宗教・カルト・聖職(公務員)・集団を動かす仕事(政治家も)・奉仕などボランティア・福祉…などなど

 

魚座海王星)には、「グランマンマーレ」の裏の姿?のように、異種のものも一体化してしまう(されてしまう)という意味もあるので、どっぷり浸りすぎると社会的な輪郭を失ってしまうような危うさもありますけどね。

やはり人間の社会生活を健全に営むには、魚座海王星)や「自然」は対象化して、自我生活の中での感情体験として楽しんでいくのが無難、ということかな…。

 

 

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出遅れたラナンキュラスについに花が咲きました! 花の重みで茎が折れたけれど凛と咲いてるチューリップ 

色々な生命力・・・すごいなあ (´ー`)