心の冷えとりってことかも・・・

 
  
 (左)「たった4つの言葉で幸せになれる! 心が楽になる ホ・オポノポノの教え」
       イハレアカラ・ヒューレン著  (インタビュー)丸山あかね  
       イースト・プレス 1429円+税

 (右)「冷えは万病のもと 万病を治す「冷えとり」生活療法」
       進藤義晴(医師)著   海竜者 1300円+税

「ホ・オポノポノ」の本を読んだのは2冊目です。
内容的にはほとんど同じで、目の前に起こる全てのできごとは自分にある記憶の再生ととらえて、4つの言葉やクリーニングツールなどでクリーニングするということの説明と体験談につきるのですけど。

ただやっぱりこの本を読んでも腑に落ちなかったのは、期待をしたり結果を出そうとしたり成果を求める欲の気持ちにも、とにかく(なんでも?)クリーニングをしていくということ・・・。
よい効果が得られるかどうかはともかくとして、何か悩んでいたりイライラしていたり不安定な状態や相手のことを思う時など、自分をよい状態にもっていきたいと思って、その思いをクリーニングをするというのならわかる気がするのですが。

そもそも、「ホ・オポノポノ」をしようとする人とは、不安から解き放たれたいとか何か前向きに生きたいと思っている人がするのかなと思うし、掲載されている体験談も「ホ・オポノポノ」を生活に取り入れたことで体調がよくなったとか仕事が軌道にのりだしたとか、いい方向にいっていることを喜んでいて、読者にそれが「ホ・オポノポノ」の効果だという印象を与えるわけで。

それはそうなることを期待しながら取り組むというわけだよなあ。
そのよくしたいという期待の気持ちも欲だってことで、またクリーニングするのかなあ・・・。
堂々巡りですが、とにかくクリーニング・・・!?

人は寝てる時以外は、いつもボンヤリ顕在意識として思考が働いていると思うのですが、それも逐一クリーニングするということなんだろか?
そして、クリーニングをしていくことでゼロの状態(悟り)を目指すというのですけど、ゼロの状態って一体なんなのでしょう。

“ひたすらシンプルにクリーニングしていって心が無欲でゼロの状態になればインスピレーションが降りてくるようになる”という理論ですけど、“記憶の再生であるというところの感情”と“インスピレーションであるというところの感情”との違いってなんなのでしょ。
インスピレーションはクリーニングしないでいいってことなのか。
ていうか、これはインスピレーションだって気づけるのかしら。

よくわからな〜い??
う〜ん。自分でも理屈っぽい固執した考えだとも思うのですけど、何か矛盾があるような気がして心から納得ができなかったのでした。
 
それが、一緒に図書館で借りた(右)の「冷えとり」の本を読んだ時に、「ホ・オポノポノ」ってのは心の冷えとりってことなのかもな〜と、ぼんやり思いうかんだのです。
「ウニヒピリ(潜在意識)」が知らせてくれている数々の記憶(目の前に起こるできごと)は、「冷えとり」でいうところの“めんげん”みたいなもので、毒が出てきてくれてありがとうって感じなのかもな、と。

「冷えとり」をしていると、その時の体調で“めんげん”と呼ばれるいろいろな症状が出てきて困ることもあるけれど、体の状態がよくなるなどの嬉しいことも現れるわけで、冷えをとって体の中の毒がない状態を保とうとするためには、とにかく続けていくのが大事っていうことですよね。

それと同じようなことで、「ホ・オポノポノ」も継続することが心の安定につながるよってことなのかな・・・と単純に考えてみると、なんだかちょっとしっくりときたのです。
まだ「ホ・オポノポノ」のことはよく理解できていませんけど、あまり頭であれこれと考えずに、思いついた時にでもクリーニングの文言を心の中で唱えてみるかな。
 

さて、またもや重ね履きの靴下が破れてきました。以前は3か月で破れてきたのが、今回は6か月で破れました。
以前使っていた靴下とはメーカーが違う(今回はシルクふぁみりいさん)ので、体の毒が少なくなってきたってわけではなく靴下が丈夫だったのかも。

今回も1枚目の絹5本指靴下。最初に破れたのは両指の部分で以前と同じです。
人差し指、中指、薬指の先っぽと小指の側面です。
小指は婦人科系が関連しているので、納得できます。
 
指の先っぽは、私の場合は爪のせいだと思っています。
私の足指の爪は以前から変な形ではあったのですが、重ね履き靴下を愛用し始めてからは親指と小指以外の爪が肥厚してきたのです。
三重爪ぐらいになってきて指と爪がくっついて肥厚してしまい、まるでご飯粒のひからびたのが指にくっついているみたい・・・(汗)

これは、めんげん?それとも爪白癬なのかもしれないぞと不安にも思っていました。
冷えとりのせいでこうなっているのか(水虫になってしまったのか?)と、夏の間は重ね履きをやめようかとも思ったのですが、とりあえず継続は力なりと信じて重ね履きを毎日続けていたところ、最近爪と指の間にあった肥厚した部分がポロッととれて、下から生えてきている爪は普通の爪になってきました〜。
何が原因だかよくわかりませんが、とりあえず治ってきてくれてよかったよ〜。
 
様子を見るというのも時間がかかると不安になるし、自分に合っているかどうかの見極めというのも難しいものですけどね。
継続して得るものも大きいと信じて、自分の思いにひっかかったものは小さなことでも取り組んでみましょ。