笑ってたら周りの世界も変わるかも?

 
菜の花の黄色が風に踊り、少しずつ春を感じられるようになりましたね。
東日本大震災から7年目を迎えました。

未だに癒えない気持ちを抱えながら、避難生活を余儀なくされている方々もたくさんおられ…。
あれから7年、地震や火山活動、天候不順による自然災害が頻発しているようにも思います。
各地の自然災害で被災された多くの方々へ、心よりお見舞い申し上げます。
 
思い起こせば、私が占い本を探り集め始めたのも2011年。
生まれたばかりの赤ちゃんが7年たてば小学1年生ですから、7年とは成長の節目となる期間とも言えますか。
この7年の間に、国の災害対策も前進したことだろうと期待しています。

この時期になると、石巻の大川小学校の悲劇に思いを馳せます。
子どもたちを預かる園、学校や病院、たくさんの人たちとの生活を伴う仕事というのは、それだけ人命の責任を伴いますし、様々な家庭背景も知りうることになります。
その時の判断によって、人に影響を及ぼす責任を担わなければならないという場面も出てきますよね。

ああすればよかった…と思っても過去には戻れず、折り合いをつけて今後に活かすしかないとわかっているけど、留まってしまう感情。
その場の判断による責任を問われる学校側と、子を失った保護者の思いを考えるに、辛さは計り知れないものがあります。 


以前、私が学校の保健室に勤務していた時には、大ケガの処置を判断する状況も経験しましたし、家庭的な問題を抱えた子どもたちと関わることも多く、対応も難しかったです。
家族が不慮の死、父親のDVに逃げる母子、親が犯罪者、性問題、虐待、親に捨てられた子…
子どもを取り巻く状況を変えてあげることはできませんが、周りとの関わりが彼らの励みになるとは感じていました。 
 
“原因や状況を変えることはできないから、ちょっとした変化を起こすことで解決につなげる”という、『短期療法(ブリーフセラピー)』というカウンセリング方法があります。
当時は保健室で実践につなげようと、独学していたんですよね〜。

とは言え、大したことはしてなくて、心がけていたのは、“さりげなく気づいて褒めること、笑いにつなげること”ですか。
お笑い芸人やバラエティー番組司会者の『つっこみ力』は、人の魅力を引き出す技術だと思って、テレビで観察していましたね。
人の隠れた面白さに何気なく気づくとか、和む方向につっこみをいれる、というのは、相手の様子を見て話もちゃんと聴いて、頭の回転も速くないとできないことですよ。

人の心に寄り添うためには、話をとことん聴いて吐き出してあげることは、もちろん必要です。
その上で、相手の気持ちを方向転換させ、“思いが重い…”に、囚われて固まってしまわないようにすることも大切だと思うのですね。

起こってしまったことや取り巻く状況は変えられないけど、行動で気持ちを変えていく。
そのためには自尊感情、そして笑い、というのが、結構重要なんじゃないのかなあ、と私は思っています。

ま、今は子どももいない主婦業を謳歌していて傍観者的な立場なんで、言うだけなら簡単なんですけどね〜。
学校現場の話を伺うに、子どもたちを育てている仲間たちは、日々奮闘で本当にがんばっています!
(どうぞ身体には気をつけてくださいませ…)
  
 
最近は、自然災害が地球の過活動によるものならば、波動というのも関係があるのだろう…と、考えるようになりました。
地球がよい波動を帯びるためには、不安になるよりは前向きに楽しくある人が増える方がいいのかもなあ、と。

『笑う門には福来る』と言いますし、敢えて声をあげて笑って、よい波動を迎えよう!
 
     
    
   笑顔いっぱいの 春よ 来い 来い!