MC-ICの子午線を樹木にたとえて考えてみる

なんとか、“はてなブログ”への引っ越しが完了しました~!

ダイアリーとは異なるデザインなので、既存記事を書式修正するのに、かなり手間どりましたが。

ダイアリーで使っていた“デザインテーマ”、気に入ってたんですけどねえ。

はてなブログ”、まだ使いこなせませんが、ぼちぼちと慣れていきたいものです。

心機一転、今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!

 

さて。

はてなブログお初は、西洋占星術のMC-ICについて考えてみたことを。  

 

ホロスコープでのMC-ICというのは、地平線ASCーDSCが示す「個人」という軸とは対立する、集団的なパワーを表す子午線です。

MCは、昼に太陽が昇りきった地点で、その人の地球環境での努力した結果としての、社会的達成の状態を示すポイント。

ICはその反対で真夜中の太陽の地点、潜在的な集合意識の場であり、家庭環境などの個人の人間性を育成していくポイントとなります。

 

MCから続く10ハウスのナチュラルサインは山羊座、四元素では土なので、目に見える世界を示します。

現実的な社会での立場、社会から見たその人の位置づけ、ということになりますね。 

対して、4ハウスのナチュラルサインは蟹座で水。

実際の物理的な場所を示すというよりは、心理的な基盤はどういう感じか、というのをイメージした方が、しっくりくるようです。

 

松村氏の『占星術のシクミがわかる本』では… 

人はみな、頭上にあるMCを目標とし、その先にある遠い星を夢見ます。

しかし、地球環境で活動する以上、足下では、この地球という共通の大地の上に立たねばなりません。

それゆえ人は、MCで星の種(Seed)を受け取り、そしてICで根(Root)を共有するといわれています。  

 との記述があります。

 

MCは社会的な立ち位置や仕事に対するビジョンのようなものを示し、その活力源としてICである精神的な拠り所からエネルギーをチャージする、とイメージしてみるといいのかも。 

ICはMCを大地で支える根っこのようなもので、根が腐ると植物が育たないように、ICという精神的な居場所を整えてあげることが、MCを活性化させていく上でも重要なのでは?と考えてみました。  

4ハウスの状態に注目し、自分なりに心理的に落ち着けて、根をしっかり張っていけるような土台となる4ハウスの在り方を探ってみれば、10ハウスの社会的な自己実現の状況も変わってくるかもしれませんよね!?

 

ただASC-DSCの地平線付近に天体が多いといった、個性を押し出したいホロスコープの場合は子午線の集団性を拒絶しますし、アスペクトや4ハウスに在する天体によっては、必ずしも4ハウスが居心地よいものではない、というのが、難しいところではありますが…。

結局は、それらの象意をどういう方向で活かしていくか、というのが重要となるのでしょうね。

 

私のホロスコープの子午線を樹(植物)でイメージしてみますと…。 

天頂付近は、魚座の終わり~牡羊座なので、新芽が出たばかりとか筍のような?出る時期を見計らっているというか、逆に出たとこ勝負なイメージとなりますか。 

抜かれてもまた生える?雑草魂もあるかもしれませんがね(笑)    

天低付近は乙女座~天秤座となり、人に役立つ自分、個性を尊重できる人間関係の居場所を築こうと模索しているイメージでしょうか。

トランスサタニアン天体もあるので、たまに激震が走るし、ブラックホールのような世界から養分を供給しようとしているのかもしれませんが…。   

 

私の場合、この地球での集団意識である10ハウスと4ハウスは、個人意識のサインである牡羊座と天秤座が占めている、というのが矛盾があって難しいところで。

この場合は、集団的な場所では、孤立奮闘するとか(10ハウス)、個の違いを認め合う関係性を尊重する(4ハウス)、という感じになるのでしょうね。 

ちなみに私の出生時間は正確ではないので、過去の経験とトランシット天体の動きをリサーチして推定したのですが、多分MCは魚座だろうと。

なので、10ハウスと4ハウスについては、表看板と入ってみた雰囲気が異なる感じになりますね。

 

MCという地上での刺激やストレスなどを受け取ることで、ICの心理的な内面に潜り込んで栄喜を養い、それを地上で活かそうと頑張る、という循環になるのかな。

で、現行の山羊座冥王星が、次々と10ハウスと4ハウスの天体にスクエアを形成していき、この子午線の幹にガンガン斧を入れられ、再生の手入れをされているような感じか?(笑)

 

この自分軸を見つけるために占いにはまった、というのもありますが。 

そして立派な自分軸に憧れているから、何故か巨樹が気になっているのだろうなあ。 

ゆっくり時間をかけながら、根強い軸を育てていきたいものですな!  

 

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日本一の巨樹「蒲生の大楠」 さすが立派です!