秋分図&天秤座新月

3連休を挟んで、九州や静岡周辺で台風による大きな被害が出ました。

近所の田んぼも収穫前の稲が横倒しとなってしまい、それまでにかけてきた労力に対する厳しい仕打ちが心苦しく…。

今後の私たちの「食」にも、じわじわと影響が出てくるのでしょうね…。

 

さて、23日には太陽が天秤座入りし、秋分の日を迎えました。

占星術では1年のスタートは春分の日で、春分で種まき、夏至が成長期、秋分で収穫、冬至は成果のまとめ・保管、というような意味で四季図を考えていきます。

秋分の日から3日後には天秤座で新月を迎えましたし、切り替えの時季ですね。

両方のチャートで、どんな感じか考えてみました。

 

まずは秋分図。

ASCは蠍座で支配星の冥王星は太陽とはトライン、MCは乙女座で支配星の水星は太陽とはぴったり合ですし、蠍座の情熱・執着心や探求力、乙女座の繊細さや分析・批判力といった面が強く出てくるような印象です。

山羊座冥王星は3ハウス(5度前採用)で、3ハウスや水星が意味する「交通・流通・情報・教育」などの象意が強調されるような3か月となるのかもしれません。

太陽・水星の真向かいには木星があって、木星は2ハウスの射手座の支配星で、2ハウスは金銭で5ハウスは放出という流れを考えると、お金がたくさん出ていくことに直面する配置とも考えられるかな。

5ハウス牡羊座にある木星ということで考えると、子どもや娯楽に関する新企画や起業支援なども考えられる配置でしょうか。

国土や地盤となる4ハウスは魚座海王星がありますし、土台が水っぽくて不安定というか霧のようなモヤっとした雰囲気もあるのですよね…。

これは根底的な集団心理として、イメージ力や潜在的な芸術力とか福祉・慈善的な意識の高さ、宗教性といった風にも読めるでしょう。

6ハウスには牡牛座の天王星があって、公衆衛生や感染症対策、軍隊や警察、労働環境において改革していこうとします。

3ハウスの水瓶座土星とはスクエアなので、天王星の対策によって物流や通信などが滞るとかストップをかけるようなこともあるのかもなあ…と感じます。

土星は7ハウスの双子座火星とはトラインで、対外関係における様々な激しい情報を友好・平和的に管理していこうと尽力する、と読めるでしょうか。

 

獅子座の月は、9ハウスにあって度数的にも努力していく向上心の高さがあります。

月は冥王星とタイトな150度の関係ですし、この冥王星も山頂目指して登っていくような意味ですから、月が厳しい努力を強いられるとか鍛えられるみたいな雰囲気です。

月は国民意識や生活、幼児や母親、女性全般などを示しますから、そういうところに厳しい問題として出てくるかもしれません。

金星は乙女座で高い位置にあって、火星・天王星海王星冥王星との関係があります。

乙女座金星の高潔美が、際立って高められるとか逆に汚されるようなことが考えられますから、女性性に対するスキャンダル、お金の不正疑惑、汚職、医療問題や死別などについて、人の関心を引き寄せるような形で出てきやすいかもですね…。

 

 

秋分から3日後の、天秤座新月図。

新月は12ハウスにあって、12ハウスには天体が4つあり、6ハウスにある天体とでオポジションの緊張関係をつくっていますね。

ASCは天秤座でMCは蟹座なので、社交的で身内意識が高い雰囲気ですが、支配星の金星も月も12ハウスにありますから、その動きは外面的には見えないとか、ネット上で拡がりを見せるとか、隠れた問題、精神性・無意識、聖域のようなところで動いていく、ということになりますか。

安倍元首相の「国葬」が27日に行われましたが、そういった動きを感じるチャートかもなあ…と思いました。

12ハウスの対外関係も絡む宗教的な儀式に対して、6ハウスの警備体制が場所的にも人数的にも拡大、という感じで。

ICには「破壊と再生」の冥王星があって、4ハウスには8ハウス牡牛座天王星とスクエアの関係にある水瓶座土星もありますし、国土の根底に「死別」という集団意識が拡がっているようにも見えてくるかも。

7ハウスの支配星である火星は情報を意味する双子座にあって9ハウス。

キロン・土星海王星との関係がありますし、「傷」に関わる情報や賛否両論の意見が拡散して物議を醸す、とも読めるでしょうか。

相当ざっくりと、当て読みで考えてみましたけど…(笑)

 

新月は天秤座3度(数え)でサビアンシンボルは、『新しい日の夜明け、すべてが変わった』というもの。

3度は生産性・運動性といった意味があり、個人を外に開き始める天秤座なので、自分を出していくことでの周りの反応によって思ってもみない展開に動いていく、といったことを意味しています。

安倍元首相の国葬も、統一教会がらみの問題やエリザベス女王国葬、台風による災害などの影響を受けて、当初自民党が考えていたものとは違った状況で実施されたのかもしれませんね。

そして、今回の「国葬」で国民から一番支持を受けたのは、普段は感情を表にあまり出さない印象の、菅前首相の弔辞だったでしょうか。

菅前首相にとっても、朋友との別れが新たな夜明けとなったのかも…。

 

今は逆行天体が多いですし、秋分図も天秤座新月図も地平線下にある天体が重めでしたから、過去からの既存のやり方や盲点だったことの見直しや振り返りで、再生を促されているような印象を受けましたが。

そして、どちらのチャートも天秤座太陽のあるハウスのカスプは乙女座で始まっていますから、きちんとしたような閉じた状況下で天秤座としての個性を開いていくようなイメージを持ちましたけどね。

天秤座は、主体性から他者性へと切り替わるポイントで、社会の中での自分を模索していく厳しいサインでもあります。

自分が思っていたことが通用しなかったとか、逆に他者の影響を受けることで物事がどんどん動いていく、ということもありますね。

29日からは金星も天秤座入りして、金星は天秤座で高揚して輝いて働きますし、他者との関係性の中で自分を活かしていく、ということを意識して過ごしていくといいかと思います!