占星術で基本的に使う惑星は10個です。
これは人間がもつ基本的な能力を示すものでもあります。
松村潔氏は、この10の惑星を等しく発達させる『全惑星意識』をもつことの重要性を説いています。
1つの惑星の中に、残りの9の惑星との接点をそれぞれもつことが大切だということです。
人が他者と意思疎通するには、自分の中に相手を、相手の中に自分の位置づけを見出せる間柄だと感じる時に、自分らしさを押し出せるようになります。
同様に、惑星間のアスペクト体験を通じ、その惑星の中に他の惑星の存在を感じることで、自由な可能性を見出せるようになるのが大切だということですね。
ある惑星に対して苦手意識があるとか、無視している場合には、それは邪魔なものとして外部に投影してしまうこともあるそうで。
私の冥王星は3~4ハウスのIC付近にあるのですね。
生時が正確でないのですが、多分3ハウスだろうと考えています。
というのも、これまでの人生を考えると、困った人や事象発生が家の中よりも家のすぐ近所で起こっていたからです。
近所で変質者や痴漢にあう、鍵をこじ開ける侵入者に遭遇したこともありましたし、警察沙汰を起こす困ったご近所さんも。
これは、私が冥王星を外部に投影していたからかもなあ、と考えてみました。
最近は、冥王星を趣味の占い本研究にもっぱら使っているせいか?、自分の中で少しは消化できているような気もしますが。
また、2年前からトランシット冥王星が私の月とスクエアを形成しておりまして、周囲の状況に感情や自律神経が不安定になることもありました。
ですが、冥王星の逆行で2度目に月とスクエアを形成した昨夏は、禅タロットに取り組んでみたのが、今思えば「月」を客観的に捉える方法となり、よい経験だったなあと感じています。
インナーチャイルドや自分の思い癖(月)について、深く洞察できたからです。
ハードなアスペクトも自分を鍛える大切な役目をもっているんだと意識的に使っていくことで、自分の中で昇華していけるといいのでしょうね。
反発しあって互いを消し去ろうとするとか、困難な惑星を否定しながら使いやすい惑星の方を押し出そうとしがちなのですが、積極的に取り入れていく姿勢で苦手意識を払拭し、その使い方を記憶させていけばいいのでしょう。
まあ、言うは易しなんですけど…。
ということから、アスペクトを使いこなしている人と使いこなしていない人では、事象の捉え方も異なってくるということです。
たとえばある占い師さんが、「こんな不吉なことが起こりそうですよ!」と予言したとしても、占われた側の方がアスペクト経験が発達していたなら、実際は刺激的で深まる経験だった、みたいな結果になることもあるのだと。
つまり、占い結果もその人の捉え方によるということですね。
イージーでもハードでも結果をプラスに捉えた方が、自分の中での『全惑星意識』を鍛えていくアスペクト体験として、幸せな気はしますけどね。
な~んていうことを、N月とT冥王星のスクエアをやっと抜け、今はN金星とT冥王星、そしてN月とT土星がスクエアにある私は、ぼんやりと考えているところですが(笑)
最近、出費が多くてですねえ。
旦那の仕事先で軽トラが故障して急きょ買い換えとか、合格祝いやお餞別などなど、予定外の出費が続いております。
“金星と冥王星スクエア”では、『金運革命』の本から学んだ「創造性にお金を使っていこう!」と、勢いお金を使うけど、“月と土星スクエア”で、実際の生活は節約貧乏で主婦には手痛い状態にある…、という感じですかね(苦笑)
思いがけず古本屋で見つけた松村氏の高額な絶版本
原価割れしてましたが、それでも本にこの値段…と迷いまくりましたが。
「いつ買うの?今でしょう!」と衝動買いしてしまった…(^_^;)
かなり面白くためになります!超満足!!