大根やかぶの保存方法

退職して趣味で野菜を作っている叔父さんから、よくお野菜をたくさんいただきます。
野菜が高くなっているし、すごい立派に育った野菜をいただけるので、本当にありがたいです。

しかし、いただく時には種類が同じ野菜を大量にいただくので、2人家族の我が家にとって、いかに保存するか調理していくかが工夫のしどころとなります。


   


今回、いただいたのは大根とかぶ。
小ぶりで数も2〜3本なので、特に保存に困難な状態ではありません。
が、一応新鮮な状態をキープするために、すぐに使わない大根、かぶは“保存状態”にしておきます。
 
(保存方法) 
葉は根元ぎりぎりから切り離しておく。
大根の根に葉っぱがついたままで保存をすると、根の栄養分を葉っぱがどんどん吸収してしまうから、早くしなびるそうです。
水分の流出を防ぐために、洗ってぬれた状態で新聞紙で包みます。
(泥がついた状態で保存してもよいそうですが、出し入れする時に泥がこぼれるのが面倒なので私は一気に洗っておきます)
縦に伸びる野菜は、土の中では横の状態から縦になろうとエネルギーを消費するそうで、寝かせておくと疲れてしまうそうです。
横にして保存すると、上に立ち上がろうとして無駄に水分と糖分を浪費してしまい、その結果しなびるのも早くなってしまいます。
新聞紙にくるんだ状態で、暗くて気温が低い場所で立てて保存します。
もちろん冷蔵庫の野菜庫に入るのならよいのですが、意外と冷蔵庫内は乾燥しているので長期保存は控えた方がよいでしょう。
保存する際は、私は缶ビールの空箱(24缶入り)を使っています。
牛乳パックや2Lのペットボトルの上を切り開いて使うのもよいかと思います。
 
 
この方法で3週間は、わりと瑞々しい状態を保っており、おいしくいただけました。
(大きな大根の場合)
葉っぱや茎は保存せずに、なるべく早く使いきります。
きざんで、醤油とお酒、ミリンに鷹の爪をいれてピリ辛風にしてゴマ油で炒めてさらにゴマをかけると、栄養たっぷり。
ご飯にたっぷりかけてモリモリ食べられます。

お野菜を大量にいただいていつも思うのは、スーパーや八百屋さんに並ぶ前には、野菜についた泥や虫、いたんだ部分を落とすために、冷たい水で丁寧に農家の方や誰か流通の人たちの手によって、きれいな状態になるまで洗われているのだなということです。
冬場は寒いので、結構大変な作業です。

自然の恵みに感謝するのはもちろん、時間をかけて育ててくれた人、その食べ物にかかわっている人たちに思いをはせて、感謝の気持ちを忘れずに、今日も食べられることをありがたく、いた〜だきま〜す(合掌)。