トランシットの土星

 
トランシット(現在経過中)の土星が、山羊座入りしましたね。
今ぐらいが誕生日の方は、出生の太陽がトランシット土星に重なるので、ちょっときついこともあるかもしれませんが。

土星は「責任・義務・規律・試練・老成…」などの意味をもちますが、社会的な活動の中での最終的な達成イメージも土星が作り出すと言います。
トランシットの土星が入ったハウスや、出生の天体と重なると、「点検・修正などのメンテナンス」という意味が出てくるそうです。
その人の活動が、最終達成イメージの土星視点から考えた場合に、正当なのか、直すところはないのか?といった調整が入るのだそう。

土星の影響は、長年やってきたところにひずみが起こり、補強することでもっと良い状態で安定していく…みたいな感じでしょうかね。
それが、どういう到達点のためにやっているのかは、出生の土星の意味することをチェックするとよいのだと思います。


旦那は先日が誕生日。出生の太陽は射手座の終わりにありますから、まさにT土星と合の状態です。
29年ぶりに、個人的な可能性の発展を考える太陽が、社会的な到達点目線の土星からの点検を受けるわけですね。
今後の生き方となる『太陽のスタイル』を決めていくことになります。

彼は最近、新規の仕事を手がけることが多くなり、古いPCソフトでは対応しきれなくなり、新しいソフト(高額ですけど)を購入して取り組むことを余儀なくされております。
そして仕事の内容も、彼の資格を活かせる本来やりたかったような仕事をする機会もいただいてます。
まあ時代の流れもあり、以前のやり方とは勝手が違い、とまどいや勉強をし直すことも多く、苦労してるようですけどね。

彼の生時がわからないのでハウスはわかりませんが、ソーラーハウスではASCになりますし、太陽という大事な天体に重なっていることを考えますと、自身の方向性について探究していく機会を外部から与えられることになるのでしょう。

これはソーラーリターン図でも太陽・土星が合というわけで、彼のこれから1年のエネルギーは、土星様のチェックの影響を強く受けるだろうし、天王星とはトラインなので新しい発想を取り入れながら…、という1年の流れになるのではないのかな。

土星通過については、問題をこなして自分の土星イメージに修正されれば、あとは安定していくのかと思いますので、試行錯誤の時期をじっくりこなしていくことが大切でしょうね。
 
 
さて、今日は冬至です。
1年のうちで、最も昼の時間が短い日、陰極まる日ですね。

冬至の日に、どうして夏の野菜である“かぼちゃ”を食べるのか?…
前から気になっていたので調べてみると、たくさんヒットしましたね〜。
 
冬至以後は再び太陽の力が強くなる「一陽来復」で、この日を境に運が上向きになることを願うのだそう。
そのため、運がよくなるようにと、「ん」がつく物を食べるのだそうです。
これを「運盛り」と言うそうで、れんこん、にんじん、ぎんなん、きんかん、かんてん、うんどん(うどん)などは、「ん」が2つ入る物として、好んで食べられていたとされています。

あれ?かぼちゃは? 「ん」がつかないじゃん…となりますよね。
かぼちゃは漢字で書くと「南瓜」。
「なんきん」で、「ん」が2つ付いている、と考えるのだそう。
ふ〜ん?「にんじん」とか「れんこん」の方が根野菜で体を温めるし、よくないか?という気もしますがね…。

とは言え。やっぱり冬至と言えば、かぼちゃを食べようではないか。
今夜は、人参、蓮根、大根などの「ん」がつく食材を使った“運てんこ盛り”料理で、これからの運を上げていきましょ〜!(笑)