霧島神宮が西社であるのに対して、東社にあたる霧島東神社を参拝します。
霧島東神社は、鹿児島県との県境付近の宮崎県西諸県郡高原町にあります。
霧島の火口湖となる御池の近くから、細い山道を車で進んでいきますが・・・これがかなりの急こうばい。
なんとか離合車にも合わずにすんで広い駐車場にたどり着くと、その先に鳥居があって登りの参道が。
今年はねらったわけではないのですが、こういう山の中にある修験の場となっていた神社によく参っているような気がしますね・・・。
高千穂峰の東、標高500m 霧島修験の参道は山道
霧島神宮より小ぶりですが、社殿の造りはよく似ています
境内はすっきり履き清められており、ガランと広くて山の空気も心地よく、高台からの景色も素晴らしい神社でした。
霧島東神社の主祭神は、伊邪那岐命、伊邪那美命で、天照皇大神、天忍穂耳尊(アマノオシホミミノミコト)、瓊瓊杵尊、他一三柱を配祀しています。
霧島神宮の東社とも言われる霧島東神社の主祭神が瓊瓊杵尊ではないのはどうしてなんだろう・・・。
特に霧島東神社は、天孫降臨の主人公であった瓊瓊杵尊と深い関係がある神社のような気がするのですけど。
霧島東神社の駐車場奥の登山口から登れる高千穂峰には「天の逆鉾」があり、これは霧島東神社の社宝でもあり、頂上部は社の境内でもあるそうです。
この「天の逆鉾」も、ぜひとも拝んでみたいものですが、駐車場横の登山口から高千穂峰頂上(標高1574m)までは3時間半近くもかかるそうで、わりと上級者コースのようです。
今回は断念、というかこのコース自体、私にはちょっと無理でしょうね・・・残念でした。