天秤座新月に予兆?

10月だというのに暑い日が続いていますね。

緊急事態宣言もやっと解除となって人の動きも出てきましたが、東北・九州・関東で地震が相次ぎ不安定な週末となりました。

先日の天秤座新月図に、その予兆みたいなものが出ていたのかなあと思い、眺めてみましたが…。

 

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東京での新月図の太陽は、国土や大地などの環境を示す4ハウスの支配星であるということ。

新月(太陽)は牡牛座天王星天王星は変革や波動などの意味がある)と、タイトな150度(150度は訓練やしつけるような意味の角度)にあるということ。

新月(太陽)は、興奮や活動力を示す火星とタイトに重なっているということ。

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などが、地震や災害につながるような兆候?とも考えられるのかもしれません。

まあ、占星術では過去に起きたことは星配置から象意を当てはめることはできても、未来のことについてはどういった具体例がマッチするかは、無数に象意があるので予想するのは困難ですからね…。

 

この星の配置は、岸田内閣がスタートして新しい政権の風を起こすべく気合が入っている状況、という感じかな?という印象でしたが、そういう側面ももちろんあると思います。

新月と150度の関係にある天王星とは天秤座と牡牛座にあって、どちらも支配星は金星になります。

金星は6ハウスにあって、6ハウスというのは環境や周囲の価値観に合わせて自分を鍛える部屋であり、150度の意味と呼応します。

この金星は蠍座29度(数え)で、行きつ戻りつしながら執着を引っぺがしていくような度数ですし、冥王星海王星木星といったずっしり拡がる星との関係がありますから、金星的な感情としても揺れそうな気配はあるのかな。

仕事などで周囲の役に立とうとか期待に応えようとしますし、過去や無意識的に引きずっているパートナーシップや美意識から抜けられず、新しいことを始めようとするにも躊躇するようなことは出てきやすいのかもしれません。

月は経済の2ハウスや移動の3ハウスの支配星なので、移動や人と会ってコミュニケーションをはかるようなこと、娯楽的なことにお金を使う…という感じにも見えます。

木星はMC近くの高い位置にあって5ハウスの水星と風のサイン同士で調和的な角度ですから、流通や対外関係は盛んになりそうな気はしますね。

 

新月の頃の先週末、私は久しぶりに実家に帰省して人と交流しておりました。

割とアクティブに過ごしてはいたのですが、体は疲れてもぐっすり眠れず、まあ眠れる日もあるのですけど、不眠がすっきり改善しない日々を送っておりますね。

ただ眠れた時には夢を見ていることも多く、その夢の内容に後ではっとするようなこともあるのですね。

新月度数は天秤座14度(数え)で、サビアンシンボルは「正午の昼寝」というものでして。

これは、ぼ~っとリラックスした時によいアイディアが浮かぶという感じで、無意識の領域とつながることで、ひらめきを得るとか物事の本質に気づくといった意味になります。

眠れないのは苦しいながらも、その状況がもたらしている意義について考えさせられるような夢を見るので、なるほどね~…と面白く感じている自分もいます。

占星術は具体的な未来を予測できなくても(できる方もいらっしゃるとは思いますけど…)、過去や現在の自分の状況を星配置と照らし合わせてみることで、ネガティブなマインドを手放していくツールにはなると思います。

揺れをしなやかに受け入れ、妥協や試行錯誤をしながらも、今までの自分にはなかった発想を生み出せるような新月…となれればいいですねえ。

 

まだまだ暑い夏を引きずっている日中ですが、だんだんと日は短くなっていますね…

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