北京オリンピックも明日で閉幕ですね。
判定方法やドーピング問題などを巡ってモヤモヤっとした感じが漂っていますが…。
コロナも先行きが見えない状況にありますし、水瓶座新月の雰囲気が出ていたのかもな…と感じました。
で、17日は獅子座で満月を迎えました。
真夜中の満月でしたし、月だけが地上から出て輝いているような配置になっていますね。
月は9ハウスですし、オリンピックなどで海外事情に対する感情の盛り上がりや国民への演出(獅子座月)が目立つ…という感じかな?と、ホロスコープをパッと見た時に思いましたが。
満月軸は山羊座冥王星との150度の関係があるだけで、あとは感受点のノード軸とグランドクロスを作っています。
山羊座の社会的な成果に対しての厳しさに対応しようと調整させられるようなことがあり、過去と未来への価値観を踏まえて、月の潜在的な感情と太陽の目的意識に対して、内観するような星配置かと思います。
地平線は射手座-双子座で、射手座の支配星の木星は3ハウス、そして3-9ハウスでの満月なので、知識活動や技術で学びを深めやすい時期ですし、教育機関や交通・流通などでの変動も考えられるかも。
満月軸は28度(数え)。
月の獅子座28度のサビアンシンボルは、『大きな木の枝に留まるたくさんの小鳥』
獅子座的な人生を創造していく大きな目的のためには、次の乙女座の細かい実務的な作業も取り入れていく…といった意味となります。
太陽の水瓶座28度のサビアンシンボルは、『倒されのこぎりで切られた木』
水瓶座的に未来に向かう繋がりを大切にしてきたけれど、そこから切り離されることで魚座的な時間の方向性に縛られない存在へと向かう…といった意味となるかな。
満月軸の28度は、‟過去を踏み台にして突破する”というような意味をもつ度数ですし、冥王星やノード軸と関わることで、時間軸を意識させられることや社会的な変動をきっかけに、次へと向かう抜け道を模索していく…という感じかと。
そして、2ハウスには天体が多いので経済に対する意識が高いですね。
タイトに重なる山羊座の火星・金星は5ハウスの牡牛座天王星とトライン、そして山羊座冥王星と水瓶座水星(合)と水瓶座土星、の5天体もが2ハウスに入っています。
実際的な成果を求める山羊座から始まる2ハウスなので、古くからある資質やこれまで積み上げてきたものに、アレンジや新発想を加えていくことで、今後の土台となる収入源を築いていくような感じでしょうか。
まあ今の現状で考えるなら、これは物価が上がっているね…という風に読めるのかも?
山羊座の社会を築いている足場となるものの価値が上がるということで、今はウッドショックで家を建てるのも高額になりますし、半導体やアルミなどの物資も不足して中古市場やカーリース(水瓶座っぽい?)などが注目を集めていますから、これらの物の価値が高くなっている(2ハウス)という風にも読めるような…。
インフレの波に乗り、逆境を乗り越え、景気を徐々に回復できるのか?…ですが。
不況アスペクトと言われていた土星ー天王星のスクエアの関係は離れてきていますし、2ハウスにこんなに天体が集まっているので経済効果は出てくる!と思いたいですね。
さて、私自身が満月図に影響されたこと…今回はあまり思いつきませんでしたが。
山羊座の金星・火星に関わってだと思いますが、姪っ子たちの結婚や妊娠・恋愛話を聞いて占っていたことでしょうか。
彼女らを案じながらもおめでたい話にとても嬉しくワクワクしましたし、まあ自分もそれだけ歳をとって社会からドロップアウトしていく年齢になってきたんだなあ…と己れを実感し、何とも哀愁のような感情を抱いておりましたね。
まあでも、「占い」というツールを使って彼女らを感じて俯瞰的に繋がるのも、それは今までとはまた違う関係性のようで面白くも思っていたのですが。
金星・火星のアスペクトは恋愛や流行事を示しますし、恋愛や娯楽を意味する5ハウスにある天王星と繋がっていますから、芸能人の恋愛スクープや若者を中心に流行る商品なども出てくるのかもしれませんね。
最近、上橋菜穂子さんの本を読んでいました
こちらのセリフは結構重みがあるなあ…と思いました
『いいかい、よくお聞き。おまえがこれから、ともに暮らすようになる人びとは、とても臆病で、異なるものをおそれるのだよ。おまえがその力を見せれば、人はおまえをおそれ、オニと呼んで、人里の外へ追いやってしまうだろう。…
…人はおそろしき者をオニと呼び、おのれに益をもたらせば、カミと呼ぶ。おまえがその人ならぬ力で幸をもたらせば、人はおまえをオニとは呼ばぬだろう。…』
鬼なのか神なのかを判断して、その立ち位置を作っているのは人間、という事なんだなあ…と