太陽回帰を考えていた

急激に気温が下がり、いっきに秋の気配です。

自然が色づいてくる季節を迎えますね。

 

さて、友人が誕生日を迎えましたので今後の1年を占ってあげようと思い、太陽回帰図の見方について学習しなおしていたのですが、自分の太陽回帰の変遷も気になってチャートをグルグル動かしては回顧しておりました。

ちなみに太陽回帰図(ソーラーリターン図)は、生まれた時の太陽の位置と同じ位置に太陽がぴったりと重なった時点でのチャートで、誕生日からの1年間を占う方法です。

回帰図は経過(トランシット)図であり、現住地でチャートを作ります。

私は太陽回帰図の見方については、松村潔氏の『完全マスター西洋占星術Ⅱ』を参考にして考えております。

 

この本は、サビアンシンボルやサイン同士のアスペクトの記載もあって、すごく重宝しております!

以下の内容は、『完全マスター西洋占星術Ⅱ』の内容から学んだことを中心に記載しています…

 

太陽回帰図での太陽のあるハウスは、その年に意識的に努力して開発していくところとなります。

なので、のんびり無気力にやり過ごしてしまった場合は、太陽回帰図はあまり当たらなかったな~ということにもなるかもしれませんね。

回帰図での太陽が入るハウスとアスペクトで、その年の努力計画を立てるといいと思います。

で、太陽に対して月は、のんびりしていても無意識的に発揮されますから、今まで通りに繰り返して過ごすような場所となるのでしょう。

なので、頑張らなきゃいけない仕事の現場などに月があってアスペクトが厳しい場合は、変化やできないことに直面して、不安とか緊張が出てくる1年となるのかもしれませんね。

そして、太陽回帰図では東の押し出しの位置であるASCで、その年に始めることや課題を考え、頂点のMCでその試みの結果を見ていきます。

太陽回帰図でのASCが、出生図ではどのハウスになるのかを見比べて、出生図でのハウスをその年の開発テーマとして取り組んでみよう!と考えるとよいかと。

他の天体・ハウスについても、出生図と見比べて考えてみるとよいそうです。

 

『完全マスター西洋占星術Ⅱ』~松村潔著~より抜粋

ソーラーリターン図で示された特質は、出生図の中の一部を拡大して、その年はこのソーラーリターン図のように感じるということです。例えば、獅子座に木星がありそれはソーラーリターン図では5ハウスだとします。すると、それは遊び気分や盛り上がるもので、要求に従って何かしているわけではありません。むしろ外部からの要求は全く無視しています。しかしこのトランシット木星は出生図では6ハウスにあったとします。すると、その人はこの年だけ、仕事をまるで遊びのように扱って取り組むのです。その年に遊び気分でやっていたことは、出生図という大きな枠組みの中では仕事の内容だったのです。

 

太陽回帰図でのハウスは、それぞれ誕生日から何か月後かを見るのにも参考になるようです。

例えば、2ハウスの状況は誕生日から大雑把に2か月後の傾向を見る…という風に書かれてありました。

まあこれは私の場合は微妙でして、当たってるな!と思う場合もあれば、結構ずれ込んでた?と感じる場合もありでしたが。

太陽回帰図から1年の計画を考えていく場合は、参考にするとよいかと思います。

松村氏はYouTube動画でもソーラーリターン図の解説をしてくださっていますが、ざっくりと読むのがコツのようですね。

 

www.youtube.com

 

ここ数年、私の太陽回帰図での太陽は、ずっとカデント(3・6・9・12)ハウスを巡回しております。

しばらくは、知識活動や精神活動・旅・健康管理やパート的な仕事・スピリチュアル…みたいなところをグルグルとしている、というのが、なるほどね~という感じでした。

そして、MCもしばらく不動サインでしたから、‟引き続きや積み重ね”といった雰囲気が続いているかと思います。

そして興味深いのが、太陽回帰図での蝕があった年に、西洋占星術にはまり始めておりましたね。

太陽回帰図を遡って自分を俯瞰的に眺めてみるのも、面白いなあと感じました。

 

さて、今年の私の太陽回帰図では、太陽も月も12ハウスにあります。

太陽は牡羊座で月は牡牛座ですし出生図でのハウス位置も違いますから、回帰図での12ハウスでの取り組み方が太陽と月では微妙に違ってくるのかな?とは思いますが。

ASCは牡牛座で不動サインですし、開拓していくことも前年からの引き続き…みたいな雰囲気ですけどね。

自己を見つめ、引きこもりを充実させたいと思っております!(笑)