島根への旅 その1

 
友だちが仕事休みをとれたので、急きょ旅に出ることに。
行先は島根県
60年に1度の“平成の大遷宮”が5月10日に行われたばかりの出雲大社に参拝しようではないか〜!ということで、出かけてきました。

早朝出発して新幹線と特急を乗り継いで、お昼には松江に到着〜。
1日目は縁結びで有名な八重垣神社、私が大好きな神魂(かもす)神社、パワースポットとしても有名な須佐神社へ参ることにして、レンタカーで移動します。
JAFに加入しているので、レンタカーも割引でお得に借りることができたので、ちょっとラッキーな気分でスタート。
 
まずは腹ごしらえを・・・。
   

ガイドブックにのっていた
 「季節(とき)の風 
   藏(くら)」 さんへ
 しじみ丼 1460円
 しじみづくし、オルニチン補給で
 パワーアップ↑↑    




お腹もいっぱいになったので、いざ〜っ!八重垣神社へ〜!!
御祭神として祀られているのは、須佐之男命と稲田姫命のご夫妻。

高天原で乱暴者だった須佐之男命は天照大御神の逆鱗に触れ追放されて出雲の国に降り、ヤマタノオロチの生贄にされようとしていた稲田姫命と出会い、ヤマタノオロチを退治して姫の危機を救って2人は結婚しました。
日本で初めて正式に結婚したということ、八重垣を作って結婚したという神話から、八重垣神社は縁結びの神社として有名です。

境内の裏手にある森の奥には「鏡の池」があり、占い紙に硬貨をのせて沈むまでの時間や流れる距離などでご神託を得るという水おみくじがあって、人気があります。 
八重垣神社に以前来た時は、こじんまりした印象?だったのですが、今や観光バスが来るはで賑わいを見せておりました。
        
      
  森入口にある夫婦椿 夫婦椿は境内や神社向かいにもあります 

  
  親孝行に励まなくちゃ〜


次は八重垣神社から車で10〜15分くらいのところにある神魂神社へ。
御祭神はイザナミノミコトとイザナギノミコト。
出雲大社より400年も前に建てられたとされています。

高床式のご本殿は現存する大社造りとして日本最古であり、国宝指定されています。
 
      


神魂神社は、境内へ続く石階段や岩をくりぬいた手水舎の感じが好きですね〜
自然に生えている苔も美しく、歴史を感じさせるご本殿・・・
小ぶりですが素朴で温かみのある大社造りは、とても神聖な雰囲気を醸し出しています。

千木(ちぎ)は女造りで先端が水平になっています。
どうも奥様のイザナミノミコトが主祭神ということなのでしょう。
この日は雨が降っていたので、しっとりした神魂神社も素敵でしたけど、晴れた日には、木々からもれる陽光や影の様がこれまた美しいんだよな〜。


次は、出雲市の南に位置する須佐神社まで足をのばしてみることに。
神魂神社から車で1時間20分ぐらいで着きました。

須佐神社須佐之男命を主祭神とする神社です。
田園や民家に囲まれ、地域の方たちが大切に守ってきているんだろうなと感じられる古社です。

すごいパワースポットということで有名になってはいますが、変わらず静かな佇まいでした。
私には強いパワーなど全く感じることはできないのですが、境内に足を踏み入れると開けたような清々しい気分になりますね。

特に社殿裏手に立つ大杉は樹齢1300年以上というご神木で、生木として静かにずっとそこにあり続けているという歴史を考えるに、ものすごい圧倒感を感じます。

    
  須佐之男命の本宮は須佐神社だという説があるようです 

   
  大杉の凛とした存在感はすごい〜!!