『金運革命』

先日、義母の手術が無事に終わりました。
今回も6時間近くかかりましたが、お医者様には最善を尽くしていただき、感謝でいっぱいです。
長時間、病院の待合室で結果の知らせをずっと待って過ごすというのは、結構しんどいものですが。
本を何冊か読破しました。読んだ本の1冊がこちら。

  
 
  「金運革命」
    清水義久著 マキノ出版


この本は印税を著者の儲けにせず、すべて寄付するそうなのです。
つまり消費者は、買うだけで誰かの役に立つというしかけになっている、ということで。
素晴らしいですねえ!

そうとも知らず、ケチな私はネットで古本購入してしまったのですが。
届いた本は、これは古本なのかい?という新品同様で(中のCDも開封されてなかった)、とてもラッキーだったのでした!
この本については、手に入れた時も読み終わった後にも、本文を借りれば“感謝のポジティブなエネルギーで満たすことができた”感じですね。
 
中身については、お金のブロックをはずす精神面での内容と、生活面での具体的な方法(体操やツボ押しやマントラなど)が書かれてあるのが面白いと感じました。
金運が実際に上がるかどうかは、結局その人のエネルギー次第となるのかな、とは思いますが。
この本を読んでの私の一番の収穫は、“お金の本質はエネルギーであり愛である”という基本的なところにありました。
 
『お金の本質は愛であり、お金のやり取りとは、私たちに感謝と豊かさの循環をもたらしてくれる愛の行為なのです』
『お金には、人から人へと循環することで福の神のように人に豊かさを分配し、無限に豊かさを生み出す性質があります』
 

という文に、ハッとするものがあったのです。


義母はお見舞いに来てくれた私たちや孫たちに、「ありがとうね」とお小遣いを渡すのです。
私はいらないよと言って断るのですが、孫たちはそりゃ来るたびに嬉しそうに受け取ります。
で、義母に「お見舞いはお義母さんを思って来てくれてるんだから、そんな来るたびにお金をあげちゃダメだよ」と言ったのです。
その時、義母が悲しそうな表情をしたのですね。

義母が普段の生活では節制しながら過ごしているのを知っていましたし、間違ったこと言ってないよな?と思いつつ、ず〜っと気になって、そのことを考えていました。
で、私は義母に病気であることを申し訳なく思ってほしくないという思いもありましたが、入院してお金がかかっているのだから、お金を無駄遣いしない方がいい、という考えも強くあるなあ、ということに思い至ったのですね。 

私自身、すごく節約志向が強くて節制を楽しんでしまう方ですし、お金に対して漠然とした将来の不安もありますから。
お金に対するネガティブなブロック意識を、私自身が根強く抱いているんだ、と気づいたのです。


それで、「お金に対する自分自身のブロックをはずすには?」という問いで、禅タロットを引いてみたのですよ。
その時に出たカードがこちら。

     


3枚とも大アルカナですから、私の関心の強さがうかがい知れます。
私なりに簡単に読み解いてみますと、
「夢中になれる未来につながる創造性にお金を使いましょう。古い繰り返される思考のパターンに気づくでしょう。外側からの常識や押し付けに惑わされず、自分自身の真理を見つめるべし」
という感じかと。

ぼんやりと意味はわかるような気もしますが、カードの意味を実感として落とし込めない時に、私は目をつぶってカードのイメージ(メッセージ)が浮かぶのを待ってみます。
まあいつも思い浮かぶのは、色とか形とかで、その時にはわからず後になって意味づけして考えることが多いのですがね。

その時にも目をつぶってみると、「N」「ℓ」「i」という3文字が思い浮かびました。
まあこれも、何となくカードの残像がそういう風に見えたという感じなのですが。
で、毎度のごとく、その時にはどういう意味なのか思いつかなかったのですが、この金運革命の本を読んだ時に、そうだ!とインスピレーションがわいたのですよ。

「N」=円(縁)、「ℓ」=得る、「i」=愛、なんじゃないのか?と。
「お金はご縁であり、愛(感謝)を得るエネルギーである」ってことなんだ〜!おぉ、すごいじゃないか〜!と…(笑)

お義母さんは、お金で感謝の愛を広めてたってことだったのですなあ♡
義母の手術中に、私の中で小さな金運革命を起こすことができたかも?