私の禅タロットの師匠であります、れべいゆさんのブログを紹介します。
れべいゆさんは、とても不思議な魅力をお持ちの方です。
柔らかな言葉でふわっと包みこんでくださり、だけど物事が内包している核心をきちんと見抜かれる、という感じでしょうか。
れべいゆさんの禅タロット通信講座を受講している期間、自分の中を少しずつ掘り進んでいき、大事な探し物を拾っていくような感覚を味わいました。
奥深くに眠っていた感情への気づきを得た、貴重な思い出の日々となっています。
こちらのれべいゆさんのブログ記事も、私の中の大切な埋蔵品を思い出して、そっと手ですくい上げてみるような内容でした。
とっても心に沁み渡ります…
私が保健室の先生をしていた頃、亡くなった子どもたちは8人ほどいます。
その中で自死を選んだ子は2人。
彼らが卒業した後のことですが。
2月になると、毎年思い出す子もいます。
その子は、たまに保健室に話しにきていた明るい子。
特に持病があるわけでもなく元気いっぱいで、みんなを笑わせていた子。
「最近、なんでか太ってきてさ」と、お腹を見せてもらった時の妙な硬さの違和感に、病院での検査を勧めたのですが。
その後4か月の闘病。
中学3年生の2月、卒業式を前に急逝しました…。
色々な形の、家族や仲間の中に流れる悲痛や苦しみ、そして喜びの人生。
その時その時に、ただ寄り添うことしかできませんでしたが、たくさんの子どもたちと御家族に関わることで、様々な人生を垣間見る経験をさせていただきました。
ポケットに仕舞った大事な宝石を触って、いつもそこにあることを確かめるように…
私の中にしまってある、大切な宝石たちの感触を忘れないよう、しっかりと握りしめ。
私の周りの人や生き物たちが“ここにいてくれる”、ありがたさと幸せ感をかみしめながら、今を生きていこう!