山にも、里にも、野にも、町にも、春がやってきました~♪
蝶々が舞い、花々が風景を美しく彩ってくれる季節。
気持ちがよいですねえ。
我が家にも…
綺麗なお花がやってきました~!
今年も穏やかに自分の新年を迎えることができ、気にかけてくれる人たちがいてくれて、本当にありがたいことです。
さて、新元号が決まりましたね。
特には関心もなかったのですが。
新元号が決まる朝のテレビ番組を見てて、旦那が「何だと思う?Nで始まりそうな気がするんだけど」というので、ならば私も予想合戦に加わってみようかという気分になり、禅タロットを引いてみました。
1枚引きで出たカードが、こちら。
う~ん…このカードかあ、と。
雲の9番、『嘆き』という意味のカードです。
これは、仏陀のいとこで弟子でもある阿難(あなん)のイメージです。
彼はたえず仏陀のそばにいて、22年ものあいだ仏陀のあらゆる身の回りの世話をしていました。
仏陀が死んだとき、阿難は依然として彼のそばにいて、泣いていたと伝えられています。
ほかの弟子たちは彼が誤解していることを責めました。
仏陀は完全に満たされて死んだのだ、おまえは悦んでこそ当然なのだ、と。
それでも、阿難はこう言ったのです。
「きみたちこそ誤解している。私は彼のために泣いているのではない、自分のためなのだ。
私は何年ものあいだずっと彼のそばにいたのに、いまだに成就していないからだ。」
阿難はその夜一晩中起きていて、深く瞑想し、痛みを感じ、嘆き悲しんでいました。
朝になって、彼は光明を得たと言われています。
どうしようもなく嘆き悲しんでいる時は、その奥に大きな変容の時となりうる可能性が潜在しています。
・・・
深い悲しみや心の痛みから、大きな気づきや変容を得る、といった意味になりますね。
自分がまだ至っていないことを痛感してショックを受けることで、スタートをきるきっかけをつかむ、という感じもあるかと。
このカードから私が予想してみたのは、単純に頭文字は「SORROW」の「S」かしら?と。
大きな災害などから日本が立ち上がっていくイメージの漢字が使われる、とか?
字画が少なめの漢字が使われるかもということで、『壮』なんてどうだろう?
と考えてみましたが。
見事2人とも、はずれましたねえ…。
でもでも、『令和』を見た時に、ああ、RとWだったかぁ…と思いましたので、ちょっとはかすってたんじゃね?とフォローしてみましたが(苦笑)
普段は西暦を使って月日を考えてますけど、時代を振り返る時やその時代のカラーは元号でイメージすることも多いんじゃないかと思います。
高齢者の方が、「1926年生まれです」と言うのと、「大正15年生まれです」と言うのでは、年齢を重ねてきた感の印象もちょっと違う風に。
ちなみに、1926年(12月~)は昭和元年でもありますが。
元号の言語の響きは時代の象徴であって、これからは皇太子浩宮様が『令和』の象徴を背負っていくわけですねえ…。
私は3代にまたがっての人生になるわけですから、「思えば遠くにきたもんだ~」みたいな気分になりますな。
ま、『老婆は1日にしてならず…』と言いますか(笑)
元気な老婆を目指して、日々を積み重ねていきましょ!