進行(プログレス)の月

最近、草取りをがんばっておりました。

尻もちをつきながら、草と格闘しておりましたが。

草のグラウディング力は本当にすごいぜ!と感心します。

意外と草取りって無心になれるし、気晴らしにもなりますよね。

草と同じで、雑念もじわじわ~と伸び蔓延ってきますので、気づいたら引っこ抜いていくといいんじゃないかな~ということで。

 

外出自粛は、ホロスコープで月が4ハウスや12ハウスにある人にとっては、家や隠れたような場所が安心できる所となるので、特に苦にはならないかと思います。

で、西洋占星術では進行図という読み方があるのですが。

生まれた時の月の位置は、その人の安心できる場所ですが、進行図の月では、その人の内面的な変化を見ます。
進行の月がどのサイン・ハウスにあるかで興味の方向や、やる気や関心だとか、本人の現状を考えるのに参考になるのですね。

 

進行法は、1日1年法という手法がポピュラーですが、これは1日経過のホロスコープ図が1年後を表すというもので、たとえば20歳であれば誕生日から20日後の天体位置で見ることになります。

進行の月はおよそ2年半で一つのサインを移動するので、30年弱で12サイン(ハウス)を移動して元の月の位置に戻ってきます。 

進行図で重要になるのは、進行の太陽と月が合となる進行の新月が、どのハウスで、どのサイン度数で起こるか、ということでしょう。
進行の新月は、その人の新しい人生テーマを示しますので。
進行の新月が起こるハウスやサインのサビアン度数を組み合わせて考えてみることで、およそ30年弱かけて育て、実現していきたい方向性を参考にすることができます。

 

進行の月があるハウスでは、現在の生活状態を示していることが多いので、「なるほどねえ、今はそういう時期なのね~」と思うかと。

各ハウスにある進行の月の状態を考えてみますと・・・

  (『完全マスター西洋占星術』~松村潔著~ を参考にしました )

1ハウス:周囲の影響を受けながら新しい計画がスタート(本人は自覚していない)
2ハウス:新規の計画に即した、その人流儀の物質生活を模索していく
3ハウス:具体的な手立てのための知識・技術の習得で個人的な探求をしていく
4ハウス:小さな集団的な場所に根付き、自分の居場所を見つけていく
5ハウス:応用的に発展していくために、独自の展開を考え創造していく
6ハウス:対外的に見せられるものにしていくために努力や訓練で鍛えていく
7ハウス:社会的に対人関係が作られていき、外に対してアピールしていく
8ハウス:集団活動に参加するなどで、社会に通用する力を蓄えていく
9ハウス:応用が効くようになり、活動の場が広がっていく
10ハウス:社会的な立ち位置が確立され、これまでの成果を発揮していく
11ハウス:キャリアへの関心が薄れ、何か改変するとかアレンジを加えていく
12ハウス:次のステップに進むための振り返り時期、精神活動を拡げていく

という感じですか。

で、特にモヤモヤ感が強くなりやすい時期となるのは、進行の新月前と、3ハウス・6ハウス・12ハウス辺りに進行の月がある時ですかね。

 

ちなみに私の進行の月は3ハウスに入ったところで。

3ハウスはホロスコープの地底部でもあり、表に出ずに徘徊するような時期でして。

読書や色々な知識活動、家周りをうろうろするとか、土いじり・草取りにもやる気で取り組める時期かな。

外出自粛しながらも、進行の月の状態に合うような行動を工夫してみると、過ごしやすいかもしれませんよね!

 

ちなみに進行図は、ホロスコープ無料サイト「Astrodienst」などで出すことができます。

 出生図を登録してホロスコープを表示したら、「チャート選択に戻る」を選択、「チャートタイプ」で「出生図と進行」を選べば、外側の緑色のが進行天体となります。

(進行図を出したい日にちの設定も忘れずに!)

「チャートタイプ」で、「出生図と進行の新月」を選べば、進行の新月が起こる日で進行図が示されます。 

     出生データによる、さらなるチャート選択 - Astrodienst

 

 

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一昨年に挿し木したオリーブも少しずつ成長し、今年も新葉が出てきました~!

キアゲハの幼虫に食べつくされたパセリも再び育ち、次々と収穫しております!(^^)!