4月になりました~!
春から甥たちが新天地でスタートするということで、送別会を企画して帰省していたのですが、お別れと出会いの季節ですね~。
桜や色とりどりの花が美しく、散策ついでにスマホアプリで花や木の名前を検索するのも楽しいです。
今や、書籍での事典や辞書などの需要も少なくなっているんだろうけど…
こちらは、オフラインでも使えるアプリ☟
今年の私の目標は、花や樹の名前を知ろう!(憶えられなくてもいいから…)というものです。
めっちゃ、低~い目標ですが…(笑)
立春の頃に思いついた、”今年取り組みたいこと”の1つなのですが、ケルト神話にまつわる樹の本を読んだのがきっかけだったのですけどね。
ケルトの聖なる樹に、月日や象徴があてがわれているのが面白いです
本では樹の写真は載っていないのですが、電子書籍だと本文から検索できるので、読みながら写真を見つけられるのが、いいです!
ちなみに『誕生日にまつわる樹』ということでは、日本樹木協会のHPにもあるので、自分の誕生日にどんな樹があてがわれているのか知ってみるのも楽しいかも。
365日+1の誕生日の木|理想の植木を見つけに行こう!日本列島植木植物園ウェブサイト
で、『ケルト』にも興味がわいたので色々と図書館で借りて読んでみました。
鶴岡真弓さんの『ケルト 再生の思想』は、とてもよかったです。
『「ハロウィン」の起源は、ケルト文化伝統の祭日の「サウィン」にある』
現代の「ハロウィン」の起源となるケルトの冬至の「サウィン」。
ケルトでは、「サウィン」から1年が始まると考え、祖先の霊や親しかった死者を家に招き入れてもてなし、静かに供養する日だと考えるそうです。
「サウィン」は、「異界」からやってくる霊たちとの「生きている者」と「死んだ者」の二極のお祭りではなく、死者たちのスピリットから再生へのエネルギーがもたらされる円循環の思想にある…ということ。
(以下抜粋)
「生と死」や「あの世とこの世」、「光と闇」は二項対立なのではなく、常緑の「循環」する生命のサーキュレーションとしてあることを、「サウィン」というケルトの伝統は、教えてくれる。
それゆえ私は今までイメージされてきた「黒いハロウィン」ではなく、生命が再生する季節として「緑のハロウィン」と密かに名づけてきた。
動物も植物も鉱物も人間も「生きとし生けるもの」は、たとえ枯れても死んでも、大自然の生命循環の円舞に乗って「再生し、どこかで芽を出し、再び緑の葉を茂らせる。
・・・
そしてここに「サウィン」の始原に繋がる、とても重要なことがある。
「サウィン」は「ケルトの暦(ケルティック・カレンダー)」における「四つの季節祭」の第一番目の日であるということである。
「冬のついたち=サウィン」「春のついたち=インボルク」「夏のついたち=ベルティネ」そして「秋のついたち=ルーナサ/ ラマス」という「四つの季節祭」を、大自然の「生命循環の周期」の節目と考えた。
人々はそれに添って生き、「生まれて死ぬ」という直線の生命ストーリーではなく、大自然に学び、「死から再生する生」という「生命循環」のヴィジョンをケルトの知としてつくり あげてきた。
死者の季節である冬=闇の始まりの「サウィン」を、ケルトの「四つの季節祭」のスタートに定めた意味はそこにある。
古代中世を生き抜いた人々は、「死から立ち上る生が、 最も強く豊かな生である」ことを身をもって知っていた。
「サウィン/ハロウィン」の夜のように、私たちも、「闇」から始めることで、再び生まれ直すことができるかもしれない。
現代の生命論への深いヒントもそこに隠されている。
・・・
この本には、「螺旋」を描く生命循環としてのケルトの暦や思想について、が綴られています。
始まりの基点は異なるものの、円循環としての「螺旋」の考え方は、西洋占星術の考え方と同じですね。
私は、こういった円循環の考えに強く惹かれるのですよねえ。
季節の移り変わりを感じられる国に生まれてよかったな~と実感します…(´ー`)
そういえば最近、『となりのトトロ』の録画を観たのですが、トトロの住処の大楠やどんぐりというのはケルトの『聖なる樹』っぽいかも?とか、「さつき」や「めい」という名前は5月だし、ケルトの5月1日のベルティネの祭りっぽくないか?とか想像を膨らませ…。
宮崎駿氏はケルト文明からイマジネーションを受けたのかも?と調べてみたのですが、トトロはどうも縄文時代との繋がりがあるようでしたね。
【トトロ】一族の正体とは?実は3000歳?宮崎駿監督はトトロでジブリを解散しようと思っていだった?!【岡田斗司夫】【岡ちゃんねる/切り抜き】 - YouTube
まあでも縄文土器の模様とケルトの渦巻文様は似てるよなあ…と思い、これまた検索して見つけたこの記事も面白かったです☟
鶴岡氏の『文様の原理は、エッセンシャルなものをミニマムな空間で表現しようという、人間の表現能力の一つの極みのようなものだと思います。』という端的な表現も素晴らしい!
・・・と、なんだか私のぐるぐる連想を繋げまくった、渦巻文なブログとなってしまっておりますけど…(笑)
今までは読書日記を書くのに、本文抜粋には本を見ながらせっせと打ち込んでいたのですけど、スマホがあると写真撮ってテキストコピーしての文書化、が簡単にできますから、すごく便利ですね。
まあオフラインでもスマホ機能を結構楽しめていたのですが、このたびようやくモバイル契約しました。
家族のスマホも変更したので料金割引などの申し込み手続きもしたのですけど、証明書類の準備が結構大変でした。
本人証明としては写真が入ってるものじゃないと難しいですし、これからは写真や指紋で個人のデータを特定するような時代になっていくのかも…とか思いましたが。
国が勧めているマイナンバーカードも、国に管理されることで個人を保証することにもなる、ということなんだろうなあ…とか。
ですがつい最近も、『ドコモ』や『えん転職』などでの個人情報漏洩がありましたし、今後はサイバーがらみの漏洩事件はどんどん出てきそうで、心配ですよね。
水瓶座に冥王星が入ってきますから、ITやネットワーク・同期といったことが今後ますます展開していくでしょうし、そこに穴をあける事態も出てくると考えられますか…。
古いやり方に固執しすぎるのも時代の流れとして循環していきませんし、セキュリティ対策には十分に気をつけながら、ITを生活に取り入れて楽しんでいきたいですね!