6月21日の夜、日をまたぐ直前に太陽が蟹座入りして『夏至』を迎えました。
東京でのチャートでは、天体のあるハウスを考えると、どちらかというと内向きというか内在的といったイメージがあるでしょうか。
蟹座の太陽の位置が天底のICにありますし、そもそも4ハウスは蟹座のナチュラルハウスですから、国民の結束を固めるような地盤固めをしていきたい!という雰囲気がありますかね。
政府は国民の生活不安を救済しようと、寄り添う努力を示していくのかも。
ですが、理想論を掲げているだけに聴こえるとか、慈善的なことをしようとしたら騙すようなことになってしまったとか、その気はなかったけど不正だったとか?も考えられる配置でしょうか。
逆行中の山羊座冥王星が太陽と海王星にも関わっていますし、冥王星は月のノード軸ともスクエアなので、過去から続いて未来にもまたがる大きな課題を掲げるような、太陽(政府)に「どうにかしろ」と圧をかけるような雰囲気もあるかも。
冥王星は11ハウスにあって8ハウスからの影響を受けていますから、対外的な友好関係にある国々からの圧力かもしれません。
あと、医療・公衆衛生を意味する6ハウスの支配星が太陽になりますから、感染症が水面下で蔓延する…みたいなことも考えられる配置なのかも。
とにかく、コロナもまた増えているようですし、気をつけておきましょう。
4ハウスの支配星である月は獅子座で5ハウスにあって、獅子座5ハウスには金星・火星・リリスもあって、ここは何だか活気がある感じです。
獅子座月(国民)は牡牛座木星とスクエアですし、気が緩むとか不用心…な感じは出てくるかもですが。
金星・火星・リリスは2ハウスの牡牛座天王星、3ハウスの双子座水星との関係があります。
旅行支援や交通、通信ツールなどを展開させて巻き込んでいくことで、スポーツやゲーム・娯楽、子育て、ベンチャー起業なども活発化しそうです。
そういうことに対して臨時的に給付金を出すとか、逆にそれは国民の税金だったとか?、財源に対しては見栄で放出していくみたいな感じもあるでしょうか。
1ハウスの牡羊座キロンとの関係もありますし、名誉挽回?で取り戻そうとする感じで、恋愛・結婚へのモチベーションや出生率を上げていくとか、娯楽や芸術・芸能的な事業などが活性化するとか、創造的な分野においては発展するチャンスかなあと思います。
1ハウス牡牛座木星と12ハウス魚座土星の関係についても、五感を拡げることで感情的に癒しを与え救済していくような社会的な活動が発展しそうな感じもあるかな。
魚座土星が12ハウスということで考えてみるに、秘境や森林浴、慈善活動やボランティア作業などもあてはまりそうですし、硬派な癒しと考えると瞑想や整体とか天然石…などといったイメージも浮かびましたが。
7月は雨量も多くなりますし天災への不安や、他国の不安定な状況などで先行きの見通しが見えないといったできごとも多いかと思いますが、楽しみや安心感や経済活動を作ろうとする…といった雰囲気を感じたチャートだったかな。
さて、夏至の頃の私と言えば図書館で借りた『夢をかなえるゾウ4~ガネーシャと死神~水野敬也著』を読んでいました。
『文教社』さんの本紹介文より抜粋
今回の主人公は、家族を愛する平凡な会社員。しかし突如、医者から余命3か月を宣告されてしまいます。
絶望に打ちひしがれる彼のもとに降臨するガネーシャ。ガネーシャの力を借りて、家族のために、限られた時間の中で大金を残そうとする主人公ですが、事態は思わぬ方向に展開し衝撃のラストへ――。本作は、夢をかなえるゾウシリーズでは初めて、「死」を真正面から扱った作品になります。
奇しくも、コロナ禍での緊急事態宣言下、人心が「死」を身近なものと強く意識する中で発売され、大きな反響を得ました。
いままで、「夢のかなえ方」しか教えてこなかったガネーシャですが、本作ではそれと対になる、非常に重要なメソッド、「夢の手放し方」も教えてくれます。・・・
『Amazon』さんの本紹介より抜粋
人にとっての『夢』や『死』について、思わぬ展開で考えさせられるものがありましたし、内容も夏至図にリンクするものを感じたのですよね…。
守るべき家族というのは蟹座っぽい象意ですし、ICは蟹座の場所でもあって心の拠り所となる安心していられるような居場所であり、それは眠り(個人の死)や集団無意識に入っていくポイントでもあります。
魚座海王星というのも、『夢』や『不安』や『枠を壊していく』という象意があり、今回の夏至図では12ハウスにあるというのも強調されています。
ということで、私は今回の夏至図からは、不安や恐怖を抱えることも多いかもしれないけれど、『夢』や『不安』を手に入れたり手放したりしつつ、心を通わせられる人たちとの関係性を大事にして、心落ち着く(眠れる)場所を作っていこう!と、個人的には意識していこうかな…と考えていましたが。
夏至の頃のできごとや感情などを振り返ってみると、今後の自分へのメッセージが秘められているかも?ですよ(*^。^*)