最近、何ともしれない不安感がありドキドキと緊張しやすく、その日のできごとを思い出しては気持ちが高ぶって寝つけないような日が続いていました。
まあ、仕事上でのストレスが一番大きいのですが。
いよいよ更年期なんだな〜とも思い、自律神経を整える方法はないものかと図書館で本をさがしてみました。
『「自分を浄化する方法」〜矢尾こと葉著〜』が目にとまったので、パラパラと読んでみました。
軽いタッチの優しい文体で、日常の生活をリフレッシュする小さな営みが書かれており、読んだ後に清々しい気持ちになれました。
身体に不調が起こると「何かを取り入れたら良くなるかも」と、“身体に良さそうなもの”を次々とインプットしがちですが、そうではなく自分の中の不要なものに気づき、まずはデトックスしていく、という考え方が「冷えとり」と同じで、共感できました。
家に帰り、矢尾こと葉さんについて検索してブログを読んでみると、なんと！その週末に福岡に来ることがわかりました。
せっかくの機会ですし、仕事も休みだったのでセミナーに参加してみることにしました。
私が参加したのは「自分の使命（天職）を生きる」という半日セミナーでしたが、これがなかなか面白かったです。
こと葉さん自身の天職さがしのお話を聴き、参加者でグループワークを行っていくスタイルでした。
人の話（悩み）を聴くという経験はよくあるのですが、自分のことを掘り下げて他人に話すことが今まであまりなかったので、新鮮でした。
そして、自分のことに気づいてイキイキしていく周りの人の変化も感じられ、短時間なのに自分のことを考えるということは、誰にとっても楽しいことなんだなあ、と感じました。
こと葉さんが可愛らしくてナチュラルな方でしたので、その空間の雰囲気もほんわりとしてよかったとは思いますが。
このような交流形のセミナーには行ったことがなかったので、これからも参加してみたい気持ちになりましたね。
さて、このセミナーを受けて、矢尾こと葉さんの本を購入して読んでみました。
（左）「天職は身をたすける！ 好きなことを仕事にする方法」
サンマーク出版
（右）「聴くだけで心と体が整う レイキヒーリングＣＤブック」
フォレスト出版
左の本文より・・・
人の役に立ちたい、人の幸せに貢献したいという大きな愛情を、いかに自分らしく、誰に向かって、どんな形で、表現するのか？
それがその人にとっての神様の仕事＝天職です。・・・
天職を生きるには、まずは自分という存在をよく知ること。つまり、素材をよく知ることが大切です。
それは、「自分のこんな性格がイヤ」とか「もう少しこうだったら」といったマイナス探しやないものねだりをするためではなく、人のために喜ばれるどんなことができるかを知るためです。
素材を知って、よいところを伸ばし、人の役に立てるように自分を活かす必要があるのです。
との通り、自分の素材について掘り起こすためのワークについて、さらに自分の素材をアウトプットして仕事につなげていく方法が書かれてあります。
天職は外から探すのではなく、自分の中にある能力や好きなこと、今まで続けていることに気づき、変化を恐れず外に打ち出していくことが大切だということですね。
書いてあることは以前も読んだこともあるような内容ではありますが、自分の棚卸しをまずはやってみようと思わせる文章力があります！
実際、今ノートに思いつくまま書きながら、自分の素材を天職に結びつけようと考え中です。
今のところ、左の本で天職さがしの作業に夢中なので、右の本についてはＣＤを聴いてハートヒーリングするぐらいのエクササイズしかできてはおりませんが。
ＣＤは心地よく、ＢＧＭとしてもリラックスできますよ。
ハートヒーリングは「相手や自分を心から許して楽になる」ヒーリング方法で、胸の中心部分に手を当て、呼吸法を取り入れながら、「この出来事のどこに自分は怒りを感じているのだろう」「あの人の行為のどこに自分は傷ついているのだろう」と自分の心の中を覗いていきます。
レイキなんて胡散くさいなあ、と思っていましたが、ものはためし…と実践してみたところ、意外な気づきがありました。
俯瞰して他人の行動を考えると自分のことが客観的に認識できる、というような感覚です。
なんだかスッキリするのですね、不思議と…。
そして、この本によれば体の不調（痛み）が出ている部位によって、その意味を探ることが可能なそうです。
現在、私は歯の治療中なのですが、歯は攻撃性を潜在的にあらわしているそうです。
確かに仕事への不満として、表には出してはいませんが攻撃的な感情があるなあ…と気づきました。
少しずつではありますが、「グラグラしていた自分」から「頼りになる自分」に変化前進できている気がするぞ！
